今月のエッセイ
フェルミ推定で頭を鍛える
講師:車塚 元章 2012年2月1日
「フェルミ推定」って、ご存知ですか?

把握するのが難しい数量を、仮説や推定で概数を求めることをいい、その名は
ノーベル物理学賞受賞者でシカゴ大学のエンリコ・フェルミに由来します。
コンサル会社や、Google、マイクロソフトなどの面接試験でよく出題さ
れることで話題になり、関連書籍も多く出版されました。

このフェルミ推定ですが、頭を鍛えるのにはもってこいの練習材料になります。
特に、フェルミ自身がシカゴ大学の学生に出題した、「シカゴに何人のピアノ
調律師がいるか?」という問題はよく知られています。


問題:シカゴに何人のピアノ調律師がいるか?

解答例:
1.シカゴの人口は300万人とする

2.シカゴの世帯当たりの人数は3人とする 
   → シカゴの世帯数 300万人÷3人=100万世帯

3.ピアノは20世帯に1台保有しているとする
   → シカゴのピアノ台数 100万世帯÷20世帯=5万台

4.ピアノの調律は1年に1回行うとする
   → シカゴの年間のピアノ調律数 5万台

5.1人の調律師が1日に2台のピアノを調律するとする

6.調律師の年間活動日数を200日とする
   → 1人当たりの年間ピアノ調律数 2台×200日=400台   
     つまり、5万台÷400台=125

調律師は125人と推定されます。

たとえば、このように考えるのです。
でも、この答えが正解かどうかは分かりませんね。
本当は25人しかいないかもしれないし、300人いるかもしれません。

でもそれでいいのです。
フェルミ推定は、前提や仮説の立て方で結論にかなりの誤差を生じることがあ
りますが、頭を鍛えるにはよい題材となります。
正解を求めるより、そこまでに至る過程、正解を導き出すために如何にして考
えたかの方が重要なのです。


ぜひ、皆さんも自分で例題を作ってチャレンジしてみてください。

・1年間に日本中で送られているDMの件数は?
・東京都で1日飲まれている栄養ドリンクの本数は?
・日本全国にある消しゴムの数は?

題材は身近なところにあります。
私の座標軸
講師:箱田 忠昭 2012年1月5日
毎年、お正月になると身も心もあらたまり、今年こそはいい年にしようという気持ちになりますね。
ところでいい年とはいったい具体的にどういう年なのでしょうか。
仕事で成功する、金が入る、資格がとれる、体重が減って健康になる、息子がいい学校に入学する、等々、いろいろ数え上げたらキリがありません。
みなさんひとりひとり違う幸せがあるはずです。
実は上にあげたものはすべて願望です。今年こそ願望を実現して下さい。現実のものとして下さい。
私の場合は、ただひとつ、「妻の喜ぶ顔をできるだけいっぱい見ることです」
私が妻とはじめて会った27歳から、人生はガラッと変わりました。
それまでの辛い、暗い、みじめな人生が明るく楽しく、元気のいい人生に変わりました。全て妻のおかがです。
それから40年あまり、多少の後悔、失敗、辛酸もありましたが、全て妻の笑顔で乗り切ることができました。いくら感謝してもしきれません。
今はもう、妻になんとか恩返しをしたいという気持ちで生きています。
どうすれば妻に喜んでもらえるか、幸せになってもらえるか、それが現在の私の座標軸になっています。
これで、私の行動の全ての方向性が決まります。
妻を幸せにするため、仕事で成功する、もっと金を稼ぐ、もっと健康になる、息子達を幸せにする、一緒にいる時間を多くする、等々。全て妻の笑顔の源です。
今年もこの座標軸で頑張りたいと思います。
日本医療の後進性
講師:松本 毅 2011年12月1日
自動車に点検と整備が必要なように人間にも健康診断と治療は欠かせない。33年間医療ビジネスに携わっていたので医療への関心は高いという自負がある。

本年9月に白内障治療の手術を受けた。白内障とは加齢で水晶体が混濁して視力が低下するもので、病気というよりも老化現象。60歳代で約60%の人が罹る。近年は材料と術式の顕著な進歩によりスキル豊かな眼科医ほど早期の手術を勧める。
「もう2・3年先かな」というつもりでいたが医師の勧めで手術を決意し、現在は1.2の視力と明るい鮮やかな色彩の日常“Quality of life”を楽しむことができている。特にマルチフォーカル(多焦点)レンズを挿入したので眼鏡が不要となった。しかしこのレンズ挿入の手術は先進医療でのみ可能で健保適用外のため片眼約40万円(京王八王子 松本眼科)の自己負担となる。

・“世界に誇れる国民皆保険制度”と最近のTPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加の議論で野田首相を初めとする多くの政治家、評論家の言葉を耳にしたが果して本当なのか?
・国民医療費は40兆円規模(厚労省)だが先進国の中ではビリ。日本は医療後進国なのである。

例えば私が国から強制的に加入させられている国民健康保険は問題だらけである。
@年間保険料40万円以上と極めて高額―支払いの出来ない人が増加中
A赤字が膨らみ財源は危機状態
B新しい薬剤・材料を用いる先進医療は受けられない―欧米からは10年以上の遅れ
これが本当に世界に誇れる医療保険制度なのか!むしろ日本医療の後進性の根源と思える。

課題山積の日本の明日を政治家だけに任せておいて良いのだろうか?“国民一人一人の問題意識と改善の意欲”が国を本当に強くするのであり、それは各自の日常的情報収集と改善のための活用から始まる。
研修講師およびキャリア・マネジメント・カウンセラーの立場での使命感として、私は“受講する方々の問題意識の養成”を少なからず心掛けている。

なお私の場合は民間の先進医療つき医療保険(アフラック)に加入しているためマルチフォーカル(多焦点)レンズの費用は全額カバーしてもらうことが出来た。
講師は様々、魅力的な講師を目指して
講師:大井 澄子 2011年11月2日
先日、ある本を読んでいた時のこと、「犬も歩けば棒に当たる」をもじって「街を歩けば講師に当たる」という語句を発見しました。それほど講師が多いということです。言われてみればさまざまな講師が存在しています。インストラクター、アドバイザーなど表現は違いますが、それも講師にあたるようで年齢も経験も実にバラエティに富んでいます。講師は特に試験があるわけでもなく、自らが講師と名乗れば講師ですから、まか不思議な世界かもしれません。
それほどの講師がいるのですから、内容、実力、人気もいろいろで、先日人気講師と言う評判の方の研修に参加しました。著作もたくさんある方ですので、会場は満員で私も期待で一杯。午後1時から4時までの予定です。ところが、話し始めると「えー!」と言う感じなのです。熱意がないんですね。パソコンばかり見て、一方通行、資料の解説でつまらないのです。しかも、2時間で話すことが無くなってしまい、後は質問時間にしましょうということになって、びっくりするやら、がっくりするやら、期待はずれでした。書くことはお得意でも話すことは苦手な方だったようですが、講師とおっしゃっている方がこんなことで良いのかしらと疑問を感じました。
インサイトラーニングとの出会いは約20年前になりますが、講師が全力で話し、分かり易く、具体例が多く、講師のレベルの高さに驚いたことを鮮明に覚えています。私もあんな風になりたいという目標を見つけた思いでした。あれから長い年月講師として仕事をさせていただいておりますが、日々勉強で行けども行けども山がそびえているという感じです。参加していただく方に「良かった」とおっしゃっていただけるよう足元を見つめながら歩む毎日です。


〜集合研修、公開コースの限界〜
講師:松本 幸夫 2011年10月3日
このところ、多人数や、地方の講演会で、受講者の職種や年齢がばらばらな状況で仕事が続いた。

この原稿も、帰りの車中で書いているが、やはり、どこに照準をあわせたらいいかが捉えにくい。

昨日などは60代もいれば20代もいて、職種もばらばら。
基本的に、この形は研修効果はでにくい。まだ層が似た、企業内の方が効果は高い。 が、少人数なほど良い。
多人数では、講師の物理的な目が行き届く限界はある。50人と10人では、密度も個別の対応の仕方も違う。

理想は問題意識のある受講者とマンツーマンであろう。

が、研修も、様々な主催サイドの予算で動くから、
経済性なら詰め込むのもわからなくはない。

と、最近思うのだ。
プレゼンテーションはパチンコをやる要領で!
講師:高野 文夫 2011年8月31日
1、 プレゼンテーションとは?

人というものは基本的には自己中心です。
大多数の人達は、人の話を聞いているようで聞いていません。
なぜならば、人というものは、人の話を聞くよりも自分が話したいのです。
これはインサイトラーニング社の箱田社長から教わった事ですが・・、
皆様は、旅行などの記念写真を見るとき誰から先に見ますか?
「いの一番」に探す人物は自分のはずです。
それは自然の感情ですから困ったことではありません。
人間は自分が一番可愛いのです。それが当たり前なのです。
ですから、プレゼンテーションでは、プレゼンターが一方的に喋りまくるスタイルより、
聴衆を巻き込んで彼らにも喋らせる双方向の方が成功するのです。
そうすれば、聴衆の満足度が上がり、感激し、後々の行動を喚起できるのです。
つい最近、典型的な良いプレゼンテーションと悪いプレゼンテーションを見る機会に恵まれました。
まずはその悪いプレゼント良いプレゼンのご紹介から入らせて頂きます。


2、 私が体験した悪いプレゼンの例(C大学のある教授の講演会)

@講師が一方的に喋り捲り、しかも喋りに強弱緩急がなく正に一本調子でした。
 話の内容はとても良かったのですが、10%位の受講生が居眠りをしていました。
A聴衆に語りかけるというより、一人で演説をしている感じでした。
 聴衆へのアイコンタクトは全くなく、視線は机上のカンペないしは聴衆の頭の上の空間のいずれかに向いていました。 そして顔の動きが、あたかも暑い盛りの扇風機の首振り運動そのものでした。(私は人間嫌いだから、貴方がた聴衆の顔を見たくない!見たくない!といわんばかりに“いやん、いやん!”の首振りをしているように見えたのです。)
B確かに話のコンテンツは充実していました。しかし、どうしても話の内容が私の身体に入ってこなかったのです。機関銃の如く発せられる言葉が、スッパ、スッパと頭に入ってくるのではなく、頭の上をツルン、ツルンと滑って通り過ぎてゆくという感じでした。
C時々大きなジェスチャーをするのですが、聞いている私は眠くて仕方がなかった。ジェスチャーが不自然で発する言葉とマッチングしていないのです。
D演壇の後ろに立ちっぱなしで、身体は静止状態でした。
 ボディーランゲージが全くなく、あったとしても、大げさな手によるジェスチャーだけでした。
Eなぜか共感や共振するものを感じず、従って感動がなかった。
F講師からの完全な一方通行の発信方法だった。
したがって、講師から質問されるかも知れないという緊張感が無いために、
聞く側の心が弛緩していたといえるでしょう。
G講師の主張を取り入れて実行すれば成功するであろうという実感が感じられなかった。
話の内容が、自分との関わりを連想させてくれなかったのです。 正に他人事に思えた。
H講師の経験に裏づけられた話ではないので、他人事を並べている感じがして白けた。
I話の緩急やポウズ(沈黙の間)が皆無なために、内容が入ってこないのみならず、聞いていて大変疲れた。


3、 私が体験した良いプレゼンの例(プレジデント社の藤原社長の例)

@演壇の後ろに立つだけでなく、時折演壇の前に出てきて左右に歩きながら話をされた。
 動物公園の虎やライオンが見学者の前を左右に横切るような感じがして、緊張感と一種の興奮をおぼえました。          (カリスマ性の演出)
A歩きながら大きくジェスチャーを入れるために内容の理解が容易だった。
              (ボディーランゲージの活用)
B聴衆に対して左利きの体勢でジェスチャーを入れていたために、見てる方としては
 動きがスッキリしていて気持ちが良かった。
           (演者は左利きに身体を使うべきである)
C会場を満遍なく見渡して、聴衆に対して満遍なくアイコンタクトをしていた。
(次は私なのかと、最後まで一抹の興奮感を持ちました。)
             (アイコンタクト;目力の効用)
D一つのセンテンスを一人の聴衆に向けて、終わりまで言い切っていた。その間、視線は一人の人に向けられていた。
(One Sentence One Personの法則の活用)
Eオープニングの掴みでは、まずは聴衆を巻き込んだ質問から入っていった。
         (まずは聴衆に喋らせて一体感を作る、掴みの効用)
F背広や靴、ネクタイなどの衣類に清潔感があり好感が持てた。
 (きっと、高級ブランド品でしょう、身につけているもののセンスが良かった。)
           (人は見た目で90%決まるの法則の活用)
G全ての話が体験談ゆえ説得力があった。
 (相手の頭に絵を描かせろ!の法則の活用)
H約500人の聴衆の中で眠っている人は皆無でした。
    (聴衆が眠るのは100%講師に非がある、学生が眠るのもしかり!)
Iタイムキーピングが完璧だった。
(着地点でオーバーランすれば、全てが台無しになる。)


4、さいごに; プレゼンテーションはパチンコをやる要領でやることです!

これは私のオリジナルなのですが・・、「パチンコ理論」というのがあります。
プレゼンでは、聴衆の心をパチンコの赤いチューリップのように開かせる事が先決です。
古いタイプのパチンコ台の例で恐縮ですがパチンコは、チューリップを開かせてから思いっきり玉をはじきますね。ほとんどのプレゼンターは、チューリップを開かせることをせずに、一心不乱に出口の溝に向けて玉を流しています。
虚しくも、財布の千円札がどんどん無くなってゆくのを実感するでしょう。
プレゼンも同じです。
聴衆をパチンコ台とイメージして下さい。
まずは一人の聴衆の心を掴んで心のチューリップを開かせます。
その為には、自分が喋ってばかりいずに質問を向けて相手に喋られます。
一方的な演説から双方向の会話に切替えるのです。
そして相手の答えを心から褒めるのです。それを一人づつ繰り返してゆきます。
そうすれば、会場に真っ赤なチューリップがポツポツと咲き始めます。
そして20%の聴衆の心をつかみ終えた時が、クリティカルポイントになります。
いわば真実の瞬間(Point of Truth)です!
春の桜のように一斉に開花するのです。開いたらしめたものです。
一気に玉を(言葉)打ち込めば良いのです。
ところが、空気が読めないプレゼンターは、チューリップが開いているのに玉をはじくことをしません。
開いているのか閉まっているのか分らないのです。
以上、申し上げたすべての要領を身につければ、輝かしい将来が待っているでしょう。 
打ち込める趣味、一緒に楽しむ仲間がいる、最高です!
講師:大坪 志保枝 2011年8月1日
人生を時間にしてみると、一般的な平均寿命は80歳と言われます。今は90歳以上もざらです。
これを4分割してみると、初めの最初の20年は学びの時間、次の20年は仕事をして、家庭を持ち子供を育てる、次の20年は子供の教育、親の関係、仕事も花開く、もっともやりがいがある年齢、そして最後の20年は自由の20年と考えました。
私は今、最後の20年に突入して、まさに自由を味わっています。子供たちも巣立ち、親との別れも経験、今は人生で二回目の青春の気持ちです。
連れも私も幸い健康であり、有難いことに経済的にも余裕がある。
そこで今夢中になっているのが、カントリーダンスである。カントリーダンスとはアメリカのウェスタンミュージックをバックに仲間と踊ることです。若いときにフォークダンスは誰もが経験していると思います。よく似ています。ラインダンスと言ってもいいでしょうか。夫が歌い、私が踊る、人生最高の喜びの時です。
踊る時の衣装がまた楽しみの一つです。
ウエスタンハット、カーボウイブーツ、ジーパンにウエスタンシャツ、大きなバックル
つきベルトできめてダンスします。
月2回のレッスン、自主トレは多数、月2回ペースのライブハウスでのダンス。
それに自ら仲間と、カントリーミュージックライブを企画、運営、また大きなイベントの手伝いとかなり楽しい時間を過ごしています。
例えば、ライブを企画したときは、集客に一喜一憂をします。営利を目的としていませんが、ライブを成功させたい気持ちでいっぱいです。
これは長年やってきた講師としてセミナーに臨む気持ちと同じです。
私は今、まさに第二の青春と言いましたが、カントリーミュージックとダンスに出会い、
ともに楽しむ仲間を得たことです。今、この瞬間を最高に生きたいです。
ビジネス禅で人生を変える
講師:箱田 忠昭 2011年7月1日
インサイトラーニングのパートナー講師である笠倉健司先生はもともと公認会計士です。
でももうひとつの顔があります。それは熱心な坐禅の修行者である、ということです。
もうすでに30年位やっているそうです。私も少々坐禅修行しているので分かりますが、ひとくちに30年といいますが、これは大変なことです。
坐禅というのは見た目は悠然と座っていて、かっこいいのですが、実際はものすごく足が痛く、それこそ死にそうな苦しみです。
ですから私は「坐禅はやせ我慢」の修行だといっています。
私の師匠は、「坐禅中は龍がわだかまるが如く、虎がうそぶくが如く坐れ」と教えています。
ところが、実際はそれどころではありません。足を組んで座っているともう10分位でしびれて、痛くなってきます。
私の行っている報国寺坐禅会では、1炷30分×3回で1時間半坐ります。そのあと正座して老師の提唱を聞いたり、粥坐といっておかゆを戴いたり、ともかく坐っている時間が長いのです。
なんのためにそんなつらい修行をするのでしょうか。
自宅で寝ていたほうがはるかに楽です。
大雪の厳寒の日など、私の家内が、「こんなに寒い日に、わざわざ坐禅会に行く必要ないでしょう。家で寝ていなさいよ」といいます。私は「いや、こういうときこそ修行になる。俺は行くよ」といって出て行きます。
正にヤセ我慢ですね。
でも本来のお釈迦様の教えは、そうではなかったと思います。
そんなにつらい修行なら、2,600年もの昔から続くはずがありません。
道元禅師は、「それ参禅は安楽の大法門なり」といっています。
本来、仏教は心を落ち着かせ、安穏な生き方を教えるものです。我慢くらべではありません。
そこでこのたび、笠倉さんが、「椅子禅」という方法を編み出し、普及活動にのりだしたことは、誠に時宜にあった、有意義なことだと思っています。
今は不況で、布教が難しい(ギャグです)と思いますが、笠倉さんのビジネス禅普及の活動を応援したいと思っています。
「プロ意識の原点」  
講師:高倉 友美 2011年6月1日
関西の住宅街にある一軒の小さな小料理屋。春先に訪れたこちらの小料理屋の店主から、私はある気づきを得ました。

人気店と聞いていたので予約を済ませ、1時間後に入店すると、店主の爽やかな笑顔と予約席に置かれたウェルカムカードで出迎えられました。丁寧な筆づかいで「高倉様」と書かれ、一言メッセージが添えられているカードからは店主の温かみを感じます。
また、おすすめの魚料理はとても新鮮で、他では味わえない珍味が豊富に揃い、お料理に合ったお酒を必ず勧めてくれます。店に置かれたこだわりのお酒は、現地まで足を運んで酒造工程を見て、納得のいくものだけを扱っているとの事です。
そして、お料理を出す絶妙なタイミング、女性が喜ぶ細やかな気遣い・・・心温まる最高のサービスを提供してくれる店主にとても興味を持ち、お話をさせていただきました。すると店主は仕事に対する気持ちをこのように語って下さいました。

「三十数年生きていますが、今まで様々な職種を経験してきました。現在は小料理屋を経営して約3年。それまでは飲食店とは関係のない仕事ばかりでした。しかし、今までの経験がしっかり生きているのです。デザインの仕事を経験したから、お客様に親しまれる看板を自分でデザインしました。お客様によってお料理の味付けも変えるのですが、夏場に汗を流して働く方に提供するお料理の塩加減もわかります。これは土木関係の仕事を経験したからこそ、わかるのです。そして常にこだわりを持ち、失礼のない料理を提供し続けたい。こだわりとは、お客様のために心を込めるという事。心を込めて料理を作ると、必ず美味しいものが出来る。これは主婦でも同じ。心を込めて作る肉じゃがと、そうでないものでは、味が全く違うのです。お客様はお金を支払って食べに来てくれます。だから、皿に料理を並べるだけのお店ではなく、自分の経験を生かし、いつも心を込めた料理を提供できる店でありたいと思っています。」
そして最後は、冷たい夜風が吹く中、私たちの姿が見えなくなるまで見送って下さったのです。

お客様のために喜ばれる事を追及し、今までの人生の経験や勘をフル活用しながら創意工夫を重ね、手抜かりなく細部まで心を込める。そんな店主の姿から”プロ意識”を感じると同時に、その理由に気づきました。それは、「心を込める」仕事をしているかどうかということ。
忙しい時や慣れ合いの仕事などでは、「心を込める」事を見過ごしてしまいがちですが、例え小さな事でも一つ一つ丁寧に「心を込める」。すべての仕事に共通するキーワードであり、最高の物を創り出すプロ意識の原点なのだと思います。
複雑系の社会を生きるには
講師:笠倉 健司 2011年5月9日
3月11日(金)午後2時46分、東日本大震災が発生しました。マグニチュード9.0という戦後最大級の大地震により、甚大なる被害が出ています。
被災されたすべての皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
世界で起こるマグニチュード7以上の地震の2割は日本で起こるといわれるほど、
日本は、世界有数の地震国です。しかし、地震には慣れているはずの私たちも、今回の大震災には、あらためて自然の力に怖れおののきました。

 計算上は、絶対安全であったはずの福島原発は、震災後1か月以上経過しても、いまだに事故が収束していません。アメリカのスリーマリル島の原発事故のレベル5を超えて、チョルノブイリ原発事故(レベル7)に匹敵するレベル7の大事故になってしまいました。現在も、なお電力会社や自衛隊、消防隊など、関係者の皆様が、自己の収束のために命がけの作業を続けておられます。

今回の震災によって、私たちの一見快適で豊かな生活を支える複雑なシステムが、じつは、いかにもろいものであるかが分かり、ゾッとする思いが致します。
巨大で複雑なシステムほど、わずかな混乱が予測不可能な巨大な事故につながります。
複雑系の科学では「バタフライ効果」ともいいますが、「北京で蝶々(バタフライ)がはばたくとニューヨークに嵐が起こることもある」という例え話があります。
原発や大型ジェット機、高度のコンピュータネットワークのような巨大で複雑なシステムでは、「ひとたび定常状態を逸脱すると、予測できないような振舞いを示す。」「実にしばしば、設計者の予測を越えたトラブルが発生し、安全を保障するはずのバックアップ装置がいとも簡単に無力化されてしまう。」(吉田伸夫博士)という意味です。
私たちが生きている日本の現代の状況は、全体として巨大で複雑なシステムになっており、社会そのものが「複雑系」であるといえます。

実は、私たちの脳はどんなスーパーコンピュータもかなわない高度で複雑なシステムです。脳もまた「複雑系」といってよいでしょう。現代の情報化社会中で、大量の情報に常にさらされて、ますます複雑化が進んでいるといえます。その結果、「うつ病患者100万人時代」となりました。

このような複雑系の社会を明るく楽しく生きるには、どうしたらよいのでしょうか?
一つには、大量の同時代情報つまり横軸の情報に振り回され過ぎないように、縦軸の知識を深めることです。それは、歴史や古典に学ぶことによって可能となります。
もう一つは、「瞑想」によって、心の縦軸を深くすることです。瞑想には、いろいろな種類がありますが、坐禅は、歴史的に日本人にとって最もなじみ深い瞑想法といってよいでしょう。イス禅という誰でもできる簡単な禅的瞑想法もあります。
歴史や古典に学び、瞑想によって心を深めることによって、複雑系の現代社会をいっそう明るく楽しく生きていけることでしょう。
“となりの領域”を覗いてみると。。。
講師:車塚 元章 2011年4月4日
今、インサイトラーニングの講師陣は“落語”を勉強しています。
話のプロである講師も、日本の伝統芸能から学ぶことは多くあります。

普段、私たち講師は受講者の目を見て話をしています、講義をしています。
つまり、目に力を込めて、一人ひとりに話しかけているのです。

しかし、落語では必ずしも聴衆の目を見て話すわけではないというのです。

落語はそのほとんどが会話から成り立っています。

八つぁんが熊さんに「お〜ぃ 熊さん」と話しかけます。
そんな場面で聴衆の目を見ないんです。
目線は平行に部屋の右隅の方を見て「お〜ぃ 熊さん」とやるわけです。
そして次に、熊さんが「なんだい 八つぁん」と今度は左隅を見て応える。
こうすることによって、八つぁん、熊さんのやり取りを表現しているのです。

これには講師一同、「なるほど、そうなんだ!」と新鮮な驚きでした。
人の目を見ないことで、臨場感を演出しているわけです。



私たちは、10年、20年と仕事を経験するうち、「自分はその道のプロであり、もう学ぶべきことはない」と思いがちです。
確かにその通りで、その道ではもう学ぶ必要はないかもしれません。

しかし、“となりの領域”まで視野を広げてみるとどうでしょう。
結構知らないことが多いものです。

例えば、毎日株式の相場とにらめっこしている証券マンであれば、“となりの領域”のFX相場を覗いてみると意外な発見あるかもしれません。
同じ相場でも商品が違えば、見方も変わるわけですから。

医者が飲食業界の勉強をしたり、アパレル業界の人が家電卸の勉強をするなど、180度違う業界を理解するには骨が折れます。
ですから、この場合あくまで抵抗感の少ない“となりの領域”というのがキーになります。


あなたも、是非“となりの領域”を覗くことで、新たな発見、新鮮な感動を味わってみてください。
野球シーズン
講師:柿沼 良太 2011年3月1日
今年も間もなくプロ野球シーズンに突入します。
昨年は応援している「千葉ロッテマリーンズ」の下剋上(リーグ3位からの日本一)が
見事完成し、最後まで興奮し続けました。

そして、シーズンオフに入り一番のショックはずっと応援していた選手が「戦力外通告」を受けて引退してしまいました。(スカウトに転身したので、時々は球場で会えますが・・)

それを受けて、新入団選手の中から1人の選手を応援することに決めました。
その名は、小池翔大捕手。(全日本の大学生チームでは齊藤祐樹投手とバッテリーを組んでいたのです)

まだ、紅白戦からオープン戦の段階ですが、一軍定着に向けて良いスタートを切った様です。

研修講師として全国で仕事をさせて頂いていますが、今年は地方での研修の日と千葉ロッテマリーンズのビジターゲームが重なってくれないかと願っています。

しかし、これまでの11年間は1度もその様なチャンスがなく、もっぱら携帯で結果を確認するのみ・・。

仕事と趣味がバランスよくいけば良いと思っています。
行動パターンを変えてみる
講師:西原 猛 2011年2月1日
気がつくと、自分の行動パターンが数年前と全く一緒ってこと、ありませんか?

例えば通勤電車は、時間、ホームで待つ位置、果ては通る改札の場所まで一緒とか、お昼はいつも牛丼(並)とか、休日は間違いなく昼すぎまで寝てる、などなど。

確かにパターン化すると安心ですよね? 楽だし、色々悩まなくて済むし。
なにより面倒くさい。わざわざ朝一本早い電車に乗るなど、考えただけでも恐ろしい。
特にこの時期、1秒でも長〜く布団に入っていたいわけですし。

ところで映画や小説において、ストーリーの王道といえば、やはり「変化」です。
主人公が珍しく早起きして、乗る電車を変えたら素敵な人と出会ったとか、家への帰り道を少し遠回りしてみたら素敵な人と出会ったとか、お昼ご飯をいつもと違う店に入ったら素敵な人と出会ったとか、謎の光を浴びて超イケメンになったら素敵な人と出会った……など。

そういえば私も実際、大学4年生のときにたまたま通学の電車を一本早くしたら、高校時代の同級生の女の子にばったり車内で再会した、なんて経験があります。「やはり一本早い電車に乗ってみるのも良いかも……」なんてまた考えたりして……。というわけで、ちょこっと行動パターンを変えてみるだけで、その後の人生が大きく変化する可能性があるのです。

ーーではどうやって、これまでの自分の行動パターンに変化を加えるか?

その方法の一つに、色々な事に「興味・好奇心を持つ」という手があります。

・「先日、飲み会で上司が『バブル期は札束が飛び交ってたんだよ。俺も鞄に七千万円いれて持ち歩いた事もあるしな』って話してたけど、結局バブルって何だったんだ?」と、興味を持って調べてみる。

・居酒屋でこれまで注文した事の無い「ミミガー」という料理を食べてみる。

・パソコンを Windows から Mac に変えてみる。

……などなど。

つまり、ワンパターンという名の一本道を「こっちの道はなんだろう? 面白いかな?」と少し好奇心を持って曲がってみることです。好奇心や興味を持てば、知識欲が生まれます。そして本を読んだり、辞書を引いたりすることで、結果、世界が広がります。人間も組織も、変化しなければ退化する一方ですから、どんどんどん欲に変化し、そして進化しなければなりません。

日頃の行動を見直して「たまには前から気になってたレストランに行ってみようかな?」と思って行ってみると、素敵な出会いが待っているかもしれませんよ。
月にウサギのいるわけ
講師:箱田 忠昭 2011年1月5日
今年はウサギ年ですね。ウサギというとまず思い出すのはウサギとカメの競争です。
もうひとつは、月に住むウサギでしょう。ところで、なぜ月にウサギがいるのかご存知ですか。
実は昔々の大昔、ある一人の老人が山道をさまよい歩いていました。
疲れ切って、「もうだめだ、私ももう終わりだ」と思っていた所、遠くにたき火の明かりが見えました。老人は「ああよかった。誰かいる」と喜んでた火の所迄いきました。
するとそのたき火は不思議なたき火で、キツネとタヌキとウサギがあたっていました。
老人は「すみません。私は道に迷った老人です。とても寒いのでたき火にあたらせて下さい」と言いました。キツネとタヌキとウサギは「いいよ、いいよ。おじいさんこっちへきて、遠慮なくたき火にあたりなさい」と言って招き入れました。
老人が暖をとっているとキツネがいいました。「じいさん、ずいぶん寒そうだな。着物がビショビショだよ」
老人は、「実は夜露に濡れまして寒くてたまりません」
キツネは、「それは良くないね。ちょっと待っていなさい」といって、近くの村まで走っていきました。そして一軒の農家に忍び込みました。そして着物を一枚盗んできました。キツネはその着物を老人に与えました。
老人は「親切なキツネさん、どうもありがとうございます。助かりました」と礼を言いました。
すると、今度はタヌキが、「おじいさん、腹ペコみたいだね」といいました。
老人は、「実は3日間なにも食べていません」と答えます。
タヌキは、「それは気の毒だ。ちょっと待ってな」と言って、さぁーっと村までかけていきました。
そして一軒の農家の台所へ忍び込みました。そしておむすびを2つ盗んできました。タヌキは老人に、「じいさん、このおむすびを食べな」といって老人に渡しました。
老人は「親切なタヌキさん、どうもありがとうございます。助かりました」とお礼を言いました。
それを見ていたウサギが、老人に言いました、
「おじいさん、私はあなたにあげるものが何もありません。でも、泥棒をするのもイヤです。私には泥棒をすることはできません。ですから、私は、今からこのたき火に飛び込みます。そしたら、私のこの体を焼いて食べて下さい。私のこの体をおじいさんに差し上げます」
といって、ウサギはたき火に飛び込みました。正に献身です。
すると、突然、老人の姿がお釈迦様に変わりました。
そしてニッコリ笑って、ウサギを抱きとめます。そのままお釈迦様はウサギをポーンと上へ放り投げました。
するとウサギは嬉しそうな顔で、どんどん上へ飛んで行きました。
そして遂に、月にまで行ってしまった、というのです。
これが、今でも月にウサギがいる理由です。
今、皆さんはこの話を読んで、どう思いましたか。
まさか、そんなの嘘に決まっているよ、と思うかもしれません。
実は、この話は私の禅の師匠から聞きました。
この話を聞いたとき私は大変感動しました。
これは有名な仏教説話らしいのですが、私は月を見るたびにこの話と師匠のことを思い出します。
仏教の大切な教えのひとつは慈悲ということです。衆生(他人をはじめとする生きとし、生けるもの)を愛すること、慈しむこと、尽くすことをいいます。
身を捨てて、衆生済度を心がけたとき、あなたも救われる、ということです。
師匠の菅原義道老大師は、「己のもっとも大切なものを人に与えよ。そのときあなたも救われる」と教えてくれました。
西洋心理学でも返報性の原理といって、与えたものが還ってくるといっています。
他人のために生きるということ、なかなかできません。誰でも自分のことを真っ先に考えますから。
世界一の金持ちであるウォーレン バフェットは全財産の9割を寄付すると発表しました。
またマザー テレサの最後の言葉が「与えて下さい。あなた自身が困窮する程に」ということでした。
今年は大いに与える人生に徹しようと思っています。
「職業の選択」        
講師:大井 澄子 2010年12月1日
小さいころ「大きくなったら何になりたいの?」と質問されたことは、きっと誰にでもあるでしょう。「将来の夢」などという作文を書いたような気もします。男子でしたら、野球の選手とか、パイロット、電車の運転士あるいは、お医者さん、政治家や、社長などと答えたでしょう。女子でしたら、幼稚園の先生、美容師、看護婦(今なら看護師ですね)あるいは歌手や先生などという答えが多かったかもしれません。私はと言うと、記憶がないのです。中学校時代には歌手に憧れていたような気がします。高校時代にアナウンサーになりたいと思いはじめ、幸いなことに、その思いが現実となり、自分自身では天職だと思っています。
「天職」天から授かった職業、またその人の天性に最も合った職業、というのが言葉の意味です。数年前、さまざまな角度から自分の適職を見つけるテストを受けました。2か所で受けたのですが、どちらの結果も「人に接する仕事」があっているとの評価でした。例えばアナウンサー以外にも旅行の添乗、旅館業、CA、と言うようなコミュニケーション力がものをいう職業が適職とありました。「適職」とはその人の能力、才能などにあった職業です。インストラクター、研修講師になったのはたまたまで、話し方を教えて欲しいとの依頼から始まったのがきっかけですが、潜在的に自分の進む道を知っていたのかもしれません。
 いま、就職難の時代で、何でもいい、どこでもいいから就職したいと考えている人が多いようですが、はたしてそれで自分の人生がイキイキと築けるのかと心配になります。仕事は楽しくなければ続けられないのではないかと感じています。趣味は苦しくても、辛くても好きですから何とかやっていけますが、仕事は嫌々やっていては生きる張合いがないでしょう。もっとも自分の置かれた立場を肯定的にとらえるか、否定的にとらえるかはその人次第かもしれませんが、幸いにも私自身は講師の仕事を、アナウンサーを天職と思ったようにはいきませんが、適職だと感じていますしここまで続けることができてラッキーだと思っていますから、まだまだやれそうです。しかも講師には定年がありませんから、需要がある限りは続けられるようです。さあ、どんな出会いがあるか、受講される方々とのよもやま話も楽しみに、これからも頑張りましょう。
プロから学習する機会を得て
講師:大坪志保枝 2010年11月1日
今年もあと2か月で新しい年を迎えます。
2010年は私にとってとても充実した年になりました。
それは新しいことをいくつか始めたことです。
今まで漠然と時間があればやってみたい、余裕ができたらチャレンジしたいと
心に描いていたことを実践してみました。
まず、地元鎌倉の観光ガイドのボランティアをしてみたいと前から思っていました。
願えば、それを人に伝えること、するとそこからチャンスが生まれスタートしました。
鎌倉のボランティアガイドは130人程登録しています。その中のベテランガイドの
馬渡先生からガイドの心構えから実際の観光コース等を15人の仲間とともに歩き、勉強しています。
その先生は70半ば過ぎの男性ですが、実に楽しく、面白く教えてくださいます。もちろん英語は堪能です。
ガイドとして一番大事なことは知識でしょうか。それは当然のことでしょう。
それ以上に大事なことは人としての人間力だということをここでも改めて知りました。
まず、気遣い、思いやりが一番だと、それからボランティアに徹するということです。
一期一会の出会いです。鎌倉に来た方々に心に残る思い出を作る手伝いができたら幸せです。楽しい時間を過ごしています。

また、地元鎌倉のFM放送の生音楽番組「おやじのカントリー」にゲストとして出演したことです。夫と結婚して以来、カントリーミュージックのとりこになりました。
同じくカントリー大好きな成澤恵美子さんと二人のゲストです。出演が決まってから
2か月間、1時間のトーク番組に原稿、つまりトークするシナリオを作成しました。
パーソナリティの大塚哲夫さんは日本放送の元アナウンサーです。大ベテランです。
この原稿作りは大塚さんからの要望です。大塚さんは、たとえ10分のしゃべりでも
プロと名がつく以上、必ず原稿を作り、練習をすることだと言い切っています。
何回となく、打ち合わせをし、ミスがないよう徹底して準備しました。
成澤さんとは二人だけで、何回もリハーサルをしました。ストップウオッチを片手に
原稿を読むのではなく、会話しているように気持ちをこめて話しました。
お互いに批評して、よい仕上がりになりました。
その結果、当日は緊張することなく、本当に楽しくトークできました。

この2つのわたくしの経験から、やはりプロとつく人は、人間力もすばらしく
仕事に対する姿勢が徹底してプロフェッショナルであるということです。
私も常にプロ意識を持って仕事をしていきたいです。



9月の結婚式 
講師:松本 毅 2010年10月1日
2003年9月21日。息子康の結婚式を印象深く記憶している。

9月というのは台風の季節。その日も予報が的中して朝から強烈な風雨だった。
こうした事態への対応に人は慌てる。大事な記念日は天候に恵まれて欲しいもの。
でも不測の難関を乗り越えると良い結果が待っており、印象深い思い出が刻まれるものである。

「一生に一度の記念日がこの嵐か。ついてないなあ」愚痴を言う康。
式場は渋谷区のASOというイタリアンレストラン。叔母の道子はレインコートとレインシューズで完全防備で到着。
11:00からチャペルで式は厳かに始まったが窓を打つ激しい雨の音、風の音。

華やかな披露パーティーの終わる頃、嵐は嘘の様に止んでいた。
ふと西の空を見ると大きな深紅の太陽、明日の晴天を約束する美しいサンセットであった。
その日のいくつかの情景を映像として音として鮮明に覚えている。
もしも好天の結婚式だったら「滞りなく終わって良かった」というだけの思い出なのだろう。

海が好きなことで有名な加山雄三さんが云っていた。「嵐は必ず止みその後には凪が来る。」
彼自身の人生経験からの説得力のある言葉である。
困難に直面しても勇気をもって対応して行くことの必要性を改めて感じる。
『リーダーになる人は、空気は読むには読むが、結局は自分で作っている』
講師:高野 文夫 2010年9月2日
さて、ほとんどの日本人は、空気という見えないプレシャーに怯えています。
空気が読めないとグループから浮いてしまい、仲間から捨てられるからです。
確かに空気を読めなければいけませんが、時には空気を読まないで無視する度胸が必要です。
無視して、相手を自分流の空気に巻き込んでしまうのです。
なぜそのように言うのかといえば、実は、ハラハラドキドキさせるようなやり手を見ているとみんなそうなんです。
やり手のリーダーは、「場の空気作りのプロ」でなのです。
一般的には、「場の空気」は絶対者や司会者の様な人によってつくられています。
家庭でいえば、父や母、会社では社長や上司です。
私の小・中学校時代ですが、超田舎の伊豆大島でしたが、名物先生が揃っていました。昔の先生はいい悪いは別にして、絶対者みたいな所があって、英語も社会科も体育の先生も正にその先生の空気で支配されていました。
だから魅力があったのです。
テレビで印象深かったのは田原総一朗の「サンデーモーニング」ですが、現役では、みのもんたの「朝ズバ」や明石家さんまの「恋のからさわぎ」などを見てください。
どれを見ても、完全に司会者の個性によって場の空気がつくられています。
もしあなたが世のヒーローやヒロインになりたかったら司会者になれば良いのです。
しかし、テレビの司会者には簡単にはなれませんね。
ところが、経験上自信を持って言えるのですが、それに取って替われるのは営業マンや、リーダーなのです。
営業マンは職種によっては、勝手にお客様を選ぶ事ができます。
どんなお客を選んで、どんな話で沸かしてやろうか、たまには無理難題を吹っかけて脅かしてやろうかと、自分で自分の行動のシナリオを作れるのです。
そうなんです!営業マンは、いわば社長であり、司会者と一緒なのです。
「場の空気」を読んでいるばかりではなく、しゃしゃり出て積極的に空気を作ってしまえばいいのです。
今のマスコミや企業の雇用形態を見れば明らかに過去とは変わりました。
じっと空気を読んで素直に従っていれば、ご飯を食べさせてもらえる、または引き上げてもらえる時代はとっくに過ぎました。
これからは、「場の空気をリードできてナンボ」の時代になったのです。
その最たる職業は営業マンでそして一般にはリーダーです。
もちろん、できる営業マンやできるリーダーに限られますがね!
丸洗いキャンプ
講師:小島 裕二 2010年8月2日
昨年の夏は、新型インフルエンザの蔓延(いわゆるパンデミック)対策のセミナーやコンサルティングで、慌ただしい日々を送っていました。
「事業継続マネジメント」と「事業継続計画」の区分も儘ならない企業が多い中、切羽詰まって駆け込んで来るご担当者の形相は、それはそれは必死なものでした。
会社は違っても、経営者や上司から「とにかく何とかしろ」と、怒鳴られたのであろう担当者に労いの言葉をかけつつ内容を伺うと、案の定、日常的には何の対策・予防もしていないが、急拵えでも取敢えず何とかしたいという趣旨に少なからず驚き、その時のザラザラとした違和感は今もまだ残っています。

さて、いわゆる階層別の研修が主流な中で、これまで以上に現場・現実での効果性が問われていますが、部門と階層という縦軸・横軸を織り込んだ「丸洗いワークショップ」の必要性が尚一層高まっていると感じています。

その概要は、

1、先ずはメンバーを階層毎に区分した上で、危機管理・リーダーシップ・チームシップ・コミュニケーションスキルといったテーマに沿ったメソッド・スキルのファンダメンタルを体感・啓発・体得。

2、次に部門のあらゆる階層が一堂に会し、テーマについて、自己検証(セルフアセスメント)や、相互助言(フィードバック)を行い、寸劇・オブジェ創作・絵画制作・
自部門のCM作成等のエクササイズを通じて、人間同士の接点を強化させ、現実の業務で一歩踏み込みあうチームの形成を志向するものです。

最早、「リスク回避の当たり前セミナー」や、「問題発生時の対外的アリバイ工作型研修」で意識変革や組織変革を期待することは困難です。

組織のリーダーや人材育成の責任者の「一歩の踏み込み」が、価値向上や変革に繫がると考えています。
ゼロベース思考
講師:車塚 元章 2010年7月1日
「子供にあって、大人にないもの」
これ、何だか分かりますか?

体の柔軟性もそうですが、それ以上に頭の柔軟性は子供にかないませんね。
頭の柔軟性というのは、どうやら生きてきた年数や、過去の実績に反比例するようです。

これは当然のことであり、仕方のないことです。

ところで、ニュートンの「慣性の法則」ってありますね。
運動している物体は運動し続け、止まっている物体は止まり続けるというものです。
これは、人間にも同じことが言えます。
何か行動を起こすとき、どうしても今までの延長線で考えてしまう、人間は変化が嫌いなんです。

過去の成功体験は貴重な経験ですが、一方では危険なものでもあります。思考停止になる恐れがあります。
「この間はこの方法で上手くいったから今回も大丈夫」ではないのです。
前回はたまたま上手くいっただけかもしれませんし、今回も同じ方法で上手くいくとは限りません。

また、失敗体験も同じで、思考停止につながる恐れがあります。
「そのやり方でこの前失敗したんだ。だから今回も上手くいくはずない。やめたほうがいいよ」となってしまいます。
あるいは、前例が無いとか。

でも、これでは成長は望めません。
成長し続けるためには、今までの延長線で考えるのではなく、思考停止にならないよう自分自身で意識していくしかありません。

世の中の成功した企業を見てください。
固定概念、思い込み、先入観を持たない柔軟な発想から多くのビジネスは生まれています。
つまり、ゼロベースからの発想ということです。

例えば、QBハウスってご存知ですか?

「10分 1,000円 カットオンリー」というビジネスモデルで大成功したヘアカット専門店です。全国にすでに400店舗を展開しています。

確か私が始めて知ったのは、テレビのニュース番組だったと思います。
「なるほど、そんなお店ができたのか」と感心して見ていた記憶があります。

従来の理容の発想ではなく、「消費者が何を必要としているか」というところから発想したと言います。
わずか10分、1,000円でカットができて、駅の近くにある。
まさにゼロベース思考がないと生まれてこないビジネスモデルでしょう。

時間が短く、料金が安く、しかも気軽に会社の帰りに立ち寄ることができるというのは大きなメリットです。
今までは2ヶ月に1回美容室、理容室に通っていた人が、3週間に1回になる、なんてことも起こっているはずです。
...あぁ、私のことでした。

もちろん、1,000円カットを実現するにはローコストオペレーションが必要です。

カット後はシャンプーではなく、エアウォッシャーという掃除機のような機械で一気にカットの残りを吸い込みます。また、着てきた服は自分でクローゼットに入れたり、チケット制の前金など(しかも1000札しか使えない)、徹底してムダを省いたオペレーションが確立されています。

もちろん、QBハウスはゼロベース思考で大成功した特異な例かもしれません。
 しかし、私たちにもできることがあります。
固定概念、思い込み、先入観を持たないで柔軟に考える、ゼロベースで物事を捉える。そんな思考を習慣化できれば、これからの人生変わるかもしれません。
〜若者番組(テストの花道)から学ぶ〜
講師:横山美弥子 2010年6月2日
私は最近、NHK教育テレビ(3チャンネル)の月曜日、午後6時55分から放送されている「テストの花道」という番組にまっています。NHK教育テレビは「短時間で」「幅広い分野の」「質の良い番組」をやっていて、民放にはない良さが発見できます。この「テストの花道」という番組を観たのは偶然なのですが、現役の高校生が大学生に「まじめにテスト勉強のこと」をインタビューし、高校生なりに実践できそうな勉強に対する考え方やスキルを伝授するというものです。例えば「数学が苦手」という高校生の悩みには、大学のキャンパスで理系の学生を探し、その場でインタビューをする。ある理系の女子学生は「私は理系だけれども数学は苦手だった。でも英語が好きだったので、英語を10分勉強して、気分が乗ってきてから数学に手をつけた」などというアドバイスが聞けるのである。今まさに高2になる娘にはぴったりの番組なので録画をしてみせたら、親が言うよりも説得力があった。その番組では「高3の夏休みには偏差値35だったのが、今は現役のW大学生」とか「高3の文化祭(秋)までE判定だったのが、今は現役のW大学生」が出演していて、その試験突破法を語るのである・・・娘はかなり励まされたようだ!これからも面白いテーマが続々とある。「自分流 暗記術のススメ」「根拠をはっきり言うチカラ」「花道の先輩ドキュメント」「類推するチカラ」などである。若者の勉強スタイルや手法は、大人の仕事に通ずるものがたくさんある。これからも楽しみである!
常識を大切にする
講師:平野 茂実 2010年5月7日
私の知り合いに、長野県でいちご農園を経営している人がいます。いちごはビニールハウスで育てていますが、ビニールハウス内の環境はパソコンで管理しています。具体的にはハウス内の温度や日照量、二酸化炭素の濃度などをデータに取り、それらを分析して苗の生育に役立てています。その結果、従来の経験と勘に頼った農家をしのぐ収穫を得ています。しかも、品質にバラツキがなく安全で美味しいいちごを安定的に供給しているので、近隣のホテルや旅館からの注文も殺到し、評判も上々です。
この話をすると、ほとんどの人は「パソコンでいちご栽培ですか。常識やぶりの農家ですね!」などと言ったりします。
しかし、彼の実践している農業は常識をやぶっているわけではありません。むしろ全く逆で、極めて常識的なのです。ベテラン農家が持っている「いちご栽培の常識」が経験や勘に基づくものだとすれば、彼はそれを数字に置き換えたにすぎません。「常識の見える化」と言ってもよいでしょう。
このことは、農業に限りません。仕事で高い業績を上げる人は、その仕事の常識をよく理解し、非常に大切にしています。よく「成功したければ常識を疑え」などと言う人がいますが、そういう人に限って最小限の常識すら持っていないことが多いようです。常識とは、皆が当たり前のものとしている価値観、知識、判断力です。
「常識を疑いたければまず常識を持て」というのが正しいのではないでしょうか。
「時代の潮流」
講師:山内 香代子 2010年4月1日
厳しい雇用情勢が続くなか、2010年度の新入社員を迎えました。この時代に‘ゆとり教育’
の世代が社会に出てきました。特に、今年度の新入社員研修における企業様のご要望とし
て、働くことの厳しさを伝えてほしい、自分の状況や意見を積極的にハッキリ主張して、
周りと連携をとり目標を遂げることが挙げられています。背景には、お客様と金銭的トラ
ブルをおこさない、身体上の安全の確保をする、システム障害を食い止める或いは、最小
限に留めるということがあるようです。
企業も生き残りをかけて、お客様に背中を向けて去られないように必死であることが窺え
ます。
今年のNHK大河ドラマは「龍馬伝」です。1年間に渡って放映されることから、日本国
民全体の意識が時流に乗った題材を選択しているそうです。
坂本龍馬は日本史に残るヒーローで、幕末史の風雲児とも言われます。現代にあっても多
くの根強いファンがいます。海援隊を組織する、薩摩藩と長州藩を調停し‘薩長同盟’の
締結に尽力する、大政奉還を画策し、明治維新を推し進める原動力となりました。

視野を広く、視点を高くもち、大海原に漕ぎ出す勇気と行動力が、今年の新入社員にも期
待される要素かもしれません。2010年度の新入社員の出逢いと、育成の方向づけに期待感
が膨らみます。
その場で処理する
講師:松本 幸夫 2010年3月1日
傾向として、面倒なことはさきのばしにしてしまう、という人は多いのではないか。
先日、友人に連れられて、元有名人の経営している飲み屋さんに行った。
昔テレビで見かけた、毛皮を身にまとい、外車に乗っていた彼がいた。
思ったよりもこじんまりした店で、本人がカウンターの奥で接客する。
感心したのは、御通しなどで空いた小皿があると、さり気なく、さっと手に取り、そ
の場で洗ってしまうことだった。
だから、いつも目の前には、空き皿はなくきれいだった。
そうか、面倒だとか、優先順位だとか、つべこべいわずに、とにかく目先のことは瞬
間に処理したらいいんだなと勉強になった。
友人は憧れの人に会えて、しかも明朗会計で、いい時間をすごせた。その場で処理し
てしまうのは、タイムマネジメントの有効な手法だ。
世の中
講師:柿沼 良太 2010年2月2日
「不況だ」「景気の二番底だ」と暗いことばが
飛び交っていますが、皆様はどんな新年を迎えられましたか?

こんな時こそ「初心に戻って基本を忠実に・・」ではないで
しょうか?

研修のない日は会社に出勤していますが、JR山手線五反田駅
から当社まで歩いて5分程度の距離です。
その間に信号が4箇所あります。

全ての信号が青信号で信号待ちせず会社まで到着することは
一年の内数回しかありません。

と言うことは、どこかの信号が赤信号です。

赤信号=待ち

の筈なのですが・・・。

最近気が付いたことですが、どこの交差点でも、『堂々と信号無視』
の歩行者が結構見受けられます。
その数が1人や2人ではありません。

不況のせいなのか?
単にモラルが下ったのか?
は定かではありません。

どうして僅か数分も待てないのか?

信号無視の歩行者には無視することに罪の意識は
全くないように見受けられます。

コミュニケーションが取れなくなっている人が増えていることに
どこかで繋がっている様な気がしてなりません。
(基本ができなくなって、自分だけ良ければ他人はどうなっても
構わない・・)

こんな小さなことですが、古き良き日本がなくなってしまう
そんな気持ちになってしまう今日この頃です。
心の生活習慣病を治す
講師:箱田 忠昭 2010年1月4日
私は現在糖尿病の治療を続けています。
結構やっかいな病気で、なんと1日朝、昼、晩、寝る前の4回もインシュリンの注射をしています。
他にも食事制限、運動治療等、いろいろやっています。なかなか治らない病気です。
若いころの食べすぎ、甘い物のとりすぎが原因でしょうか。
いわゆる生活習慣病というやつです。
この生活習慣病にかかると治すのは容易ではありません。
高血圧、高脂血等もそうでしょう。

ところが、この生活習慣病は身体だけでなく、心にもあるということに気がつきました。
しかも、この心の生活習慣病というのは身体の病気よりもやっかいな病気です。

私は以前から、ほとんどの人が心の習慣病として、「そのうち病」という思い病気にかかっていると言っています。
病状としては
「そのうちやろう。俺は本当はやればできるんだけど、今日は都合が悪いからやめておこう」
この悪い習慣病を良い習慣病に変えねばなりません。

「今日出来ることを明日に延ばすな。」

私たちは皆、ベンジャミン・フランクリン(アメリカ独立宣言草案者・避雷針発明者)のこのアドバイスを子供のころから耳にたこができるほど聞いて育ってきました。親が子供に対するお説教の中で最も多いのが、この「今日できることを明日に延ばすな」というセリフでしょう。
おそらく今、同じ言葉を自分の息子や娘たちにむかって繰り返しています。同じように、親は子供達に「早くしなさい。グズグズしてちゃ駄目よ」といつも言っていますね。


にもかかわらず、大体私達は逆に「明日できることは今日決してやるな」という日々を送っているのではないでしょうか。
しかし、残念ながら「明日」という日はどこにもありません。確かにカレンダーの上では明日が存在しますが、明日になればそれは今日になってしまいます。ということは、明日は永遠に存在しません。もちろん昨日も存在しませんね。昨日はもう永遠に帰ってこない過去であり、死であります。ということは、人生には、「今日」しかないということです。今日がいっぱい集まったのを人生と言います。

通常、私達は、明日からは自分を変え、今よりも一生懸命働き、自分の悪い習慣を直したい、あるいは失われた友情を修復し、昔の借金を返し、もっとよい仕事にチャレンジしようと思っています。でも「明日」という日は決してやってきません。あるのは今日だけです。
多くの可能性を秘めた今日という貴重な時間が、やるべきことを延ばし延ばしにしてムダに費やされています。

ステファン・リーコック(カナダの経済学者・ユーモア作家)がこう言っています。
「子供はよく『自分が大きくなったらこうなりたい』と言います。これはどういう意味でしょうか。大きくなった子供はさらに『自分が大人になったらこうしたい』と言います。そして、大人になったとき、またこう言います。『自分が結婚したら・・・』
しかし、結婚しても、思ったようにはならないわけです。そしてやがて『自分が定年退職したらこうなりたい』と考えるようになります。
そして、退職して、自分の歩んできた道をふりかえったとき、ただたんに後悔と慙愧にさいなまれ、まるで冷たい風が心を吹き抜けていくような気持ちになるはずです。結局すべてを失ってしまったことに気づきます。あなたの人生はすべて冷たい風が運び去ったのかもしれません」

人が成功することと、やるべきことを後回しにしてしまうこと、これはお互いにまったく相容れないことです。そこで、「そのうち頑張ろう」「そのうちやろう」と、物事を何でも後回しにする病気を徹底完治せねばなりません。それが成功するための重要な要件です。

ベンジャミン・フランクリンは次のように述べています。
「汝は己の人生を愛しているか? それなら、時間を浪費するのをやめるべきだ。なぜならば、時間こそが人生そのものであるから。」
人生のターニングポイント
講師:大井 澄子 2009年12月1日
講師としての仕事を始めて21年になりました。早いものです。21年前に今の自分を想像できたかと言うと、全く考えられなかったと言っていいでしょう。しかし今では一生の仕事と理解し誇りを持っています。
 「自分の人生を歩く、そのためには自分で道を決めること」という思いをずっと抱いてきました。小さい頃は親が決めた人生を誰しもが歩きます。例えば学校は幼いころには親が決め、習い事も親が決め、欲しいものがあっても買うか買わないかを決める決定権は、親が持っています。それに対して疑問を持ったり、自分の夢を持って違う道を選択しようと感じ始めるのは、中学生か高校生の頃でしょうか?
 私がアナウンサーへの漠然とした夢を持ち始めたのは、中学時代ですが、その後高校時代にはしっかりとした、希望へと変わりました。アナウンスコンテストで入賞したことで、はっきりとした目標になり、大学時代には必ずアナウンサーになると決意しました。あのころのことを振り返ってみると、淡い夢から決意に変化する過程で次第に思いが強くなり、アナウンサーになることに必死だったように思います。コンテストでの入賞が私のプライドだったのですが、放送研究会の先輩に「下手くそ、アクセントがめちゃくちゃだ」と言われた時は、とても傷つきプライドがズタズタに引き裂かれました。しかし、いつもアクセント辞典を持ち歩き、地方訛りを直そうという思いが強く、勉強したことで、目標達成につながりました。放送局で仕事を続けるか、フリーになるかという選択、ターニングポイントでも悩みましたが、自分で決めましたので後悔はありません。今もアナウンサーとしての仕事も続けていますので、天職につけた幸福感を感じています。
 講師への道は全くの偶然でしたが、そのチャンスを生かして継続しようと思ったのは自分自身です。21年前に初めて研修講師として新入社員マナー研修を担当した時の感激は今もはっきりと覚えています。人に何かを教えるということに対して、最初は無我夢中でした。「これでいいのだろうか、こんな講師で満足してもらえるのか」と落ち込んだり悩んだりしました。それが次第に楽しさになりやりがいを感じ、一生の仕事と理解するようになりました。
 最近多くの若者が将来何をやりたいかわからない、やりたいものが無い、目標もない、希望も夢も感じないなどという記事を目にし、なんと辛い人生だろうかと人ごとながら気になります。自分の人生なのに、どうしてよいかわからないなんて勿体ないことですし、生きている価値もないような感じがします。人生には様々な道があり、選択を迫られる場面が多くあります。そんな時、流されてしまうのではなく自分で選択しなくては後悔してしまうに違いありません。
私が講師を続けるかどうかのターニングポイントに立った時に、素晴らしい言葉に出会いました。インサイトラーニング社長の箱田講師が私に贈ってくださった色紙「自分で選んだ道です。最後までやると心に決めたことです。どんなに辛くても必ずやり遂げます」という言葉がこの道を選択した私を後押ししてくれました。くじけそうになったとき、迷った時、悩んだ時、いつもこの色紙の言葉を思い出し励みにしています。講師という仕事は、完成版がありません。いつもいつも勉強だなと感じます。しかし、日々続けることで受講生との素晴らしい出会いがあり、人生を豊かにしてくれます。講師21年、悔いのない人生を送りたいと思うこのごろです。
 
“相乗効果は、相違点を見つけることから・・・”
講師:浜田 幸一 2009年11月1日
相乗効果、シナジーを求めようとするとき、互いの共通点を見つけようとしがちです。
たとえば、誰かと協力してなにか新しいことをはじめようとするとき、それぞれの特徴のなかから、共通するポイントを探し出し、それを足し算することで、より強みを高めようとするのです。
けれども、これではほんとうの相乗効果は生み出せないのです。
相乗効果は、足し算ではなく掛け算を目指すべきなのです。
足し算は、プラスとプラスでなければプラスにはなりません。
掛け算ならば、マイナス×マイナスが、逆に大きなプラスを生み出すのです。
そして、相乗効果は補完関係でもあります。
互いの足りない部分、弱い部分を補い合うことで、弱点を敵に見せなくするのです。
だからこそ、相乗効果を求めるならば、互いの共通点ではなく、むしろ相違点を見つけることが大切です。
ところが、一般的にアライアンスつまり提携しようとするとき、ついつい双方の共通点を見つけようとしがちです。
共通点が見つかると同志のような感覚になるからです。
自分と同質な相手とは、友好関係を築きたくなるものです。
そこに、アライアンスの落とし穴が隠れているのです。
相違点があると、ついつい敬遠しがちです。
自分とは違う相手とは組みたくないと思ってしまうのです。
それは、人間の生存本能のひとつで、自分とは違う相手は行動も読みにくいので、いっしょにいることそれ自体が自分自身の安全を脅かすことだと思ってしまうのです。
だから、不快であり、どこか居心地が悪いのです。
それは、人の心のいわば「慣性の法則」のひとつで、現状を維持したいという本能のひとつでもあるのです。
しかし、より大きな向上や飛躍、進歩を求めるならば、むしろ自分とは相違点のある異種と交じり合うことが大切です。
DNA的に見ても、異種混合ほど優秀な新種を生み出すことが証明されています。
もちろん、ただ異種と組めばいいということではありません。
まず、互いに相違点を見極め、それぞれの相違点をレスペクト(尊敬)しあえる事が大前提なのです。
つまり、自分では弱みに思っていたことが、相手から見れば逆に強みに見えるような、そんな相違点を見つけあうことが理想です。
いままでは強みと思っていなかったこと、むしろ隠そうとしていたこと。
それを引っ張り出し、掛け算することで、いままでにない、新しい価値を創造するのです。
相乗効果は、相違点を見つけることから。
互いの相違点を見つめることで、新たな強みを生み出せる方法が見つかったとき、最強の相乗効果が生み出されるのです。
「忘れられない出来事」 
講師:松本 毅 2009年10月1日
小学生の頃からの六大学野球フアンですから、長嶋茂雄(立)、広岡達朗(早)、土井正三(立)、高田繁(明)、江川卓(法)など、スタープレーヤーの活躍を、彼らの若き大学時代からずっと見続けてきました。

私が大学生の時、神宮球場ネット裏貴賓席で、大きな双眼鏡持参で一人で観戦される小泉信三先生をしばしばお見かけしました。小泉先生(1888-1966)は我々にとっては偉大な存在でした。1933-47慶応義塾塾長、慶応義塾大学名誉教授、経済学博士、「共産主義批判の常識」をはじめとする多くの著書、今上天皇皇太子時代の師父、美智子皇后とのご成婚のまとめ役、そして野球、テニス愛好のスポーツマン。

私は大学時代4年間「三田キャンパス」という英字新聞のクラブで活動しました。
1964年、「三田キャンパス春季慶早戦特集号」で、私は小泉信三先生とのインタビューによる対談を企画したのです。
“どうやってインタビューに応じていただくか。”思案の末、“まず小泉先生宛に趣旨説明の手紙を書こう、そして御都合を直接電話で伺おう。”とにかく私にとっては最高のVIP、神様的存在なのです。
手紙に書いた通り投函3日後の夕刻、震える手で自宅の“黒い電話器のダイアル”を回し受話器を握り締めて聞いた小泉先生の第一声。「松本君ですか、手紙は拝見しました」明るい声でした。「次の土曜日の午後2時に自宅に来てください。」大成功です。その達成感と嬉しさは天にも昇る気持でした。
小泉先生のお宅に伺えるなんてそんなチャンスは亦とない。この話を聞き付けたクラブの仲間3人と連れ立って麻布の御自宅を訪問しました。応接間で紅茶とクッキーを頂きながら“野球の愉しさ”に加えて色々と貴重な話を1時間以上も伺う事が出来ました。

そのときの忘れられない小泉信三先生のお言葉。「本を読むのも良いけれど人から学ぶことはもっと大事です。」「皆さんはこれから多くの人と積極的に出会ってください。教師や先輩の家を訪ねるとか、昔の学生はよくそういうことをしたものです」「松本君の手紙は大変嬉しかったですよ」
あれから40年。小泉先生の教訓とあの感動を想いつつ、多くの方々から多くの事を学べた事実に感謝しています。
そして今でも六大学野球観戦には母校の応援中心に年間20回近く出かけるのが私の大きな楽しみです。でも神宮球場貴賓席はいつも空席です。
勉強は人生列車のキップを得るようなもの、どこまでも続く銀河鉄道
講師:高野 文夫 2009年9月1日
人生は旅だと常々思っています。
人生にとって勉強は、列車や飛行機の切符を獲得するようなものです。
どこまでも、どこまでも続く希望の旅を実現させてくれるものです。
人生切符と言えるかもしれない。
そして旅には出会いがあり、予想もしない素敵な人とも遭遇できるのです。
出会いは新たな人生の始まりでもあります。
中卒で集団就職で田舎から都会に出てきました。
職人の修業の過程で、勉強の大切さを骨の髄から悟りました。
そのおかげで、進学した高校、大学、大学院、いずれも思いっきり勉強をしたものでした。
奨学金と授業料免除制度で、高校から大学院を出るまで親から一銭ももらったことがないのです。逆に大学生時代からは親にお金を送金していました。
アルバイトで始めた学習塾が儲かっていたからできたのですが。
そして一度も授業料を払ったことがないのです。
日本という国は、みんな政府に対して悪口を言いますが、捨てたものではありません。
貧乏でも努力する者には授業料を完全免除してくれる制度が用意されているのです。
特別奨学金もしかりです。
57歳になった今でも本を読んだり、友達や、色々な媒体を通して学ぶことの面白さは格別なものです。今は読むだけでなく、書き手の側にも回っています。
本は年に2冊のペースで出版しています。今年も2冊が目標です。
私は、自分で言うのはおこがましいですが、いわばラーニングスタイルの人生を楽しんでいます。

そうなんです、学ぶことの意義を見出したのは学校ではなかったのです。

親の手伝いで海や山で魚介類を確保するための知恵絞りをしました。
板前の修業でいじめられ小突きまわされながら、自分で考え、自分の体で身に沁みて分かったのです。腕だけでは人間はダメだ!人間を磨くには教養が大事だ!
あの板前どものようになりたくない。(中には尊敬できるすばらしいコックや板前もいました。日下部さん!今どこにおられるのだろうか?・・・。)
あんな馬鹿たれにはなりたくないと思った。
彼らはレストランの借受け一軒家の寮に帰れば花札賭博漬け。
日曜は競馬か競輪漬けでした。読むものは競馬新聞か助平な夕刊紙だけだったのです。
人間って、不思議なところで気づいたり悟ったりするものです。
実に旅先だったり、浪人中や、道草を食っている時だったりするのです。
だから、ただ単に進学至上主義で特急列車(進学高校、一流大学、一流企業)でゆけ!
よそ見をしている暇なんかない!って、子供の尻を叩く親たちは、浅はかだと思うのです。
もしかすると、そのような親は自分の自己満足ために子供たちに勉強を勧めているのかもしれない。真の意味で、子供を愛していないのではないだろうか。
人は多くの体験を積んでこそ、人生を豊かにしてゆくものだと思うのです。
下積みの、一見つまらないような経験が人間を作るのだと思います。人の根っこを作ります。
今政府が盛んに言っている(骨太)のってやつです。

最後に;ファシリテーターの基本ってなんだろう?

私が、これからの天職にしたいファシリテーションについて、思いを述べさせていただきます。
私はことさら格好の良いことは言いたくないのです。
先ずは日々生きるための心掛け、マインドセットが肝心だと思います。
大きな木が、大きな根っこがあってこそ存在するが如く、
マインドセットは、最も大切な、最も根源的な根っこだと思うのです。
根っこの無い、切花は、一定の期間はきれいに咲くが、いずれ萎んで、でみすぼらしくなります。
切花ではダメなんです。根っこ、根っこ、それも骨太の根っこを持たねばいけません。
太い根っこは無駄や失敗で作られるものと思うのです。
学校の勉強だけではダメかもしれないのです。
ただ効率だけを求めて生きてきた人生では、骨太の根っこはできないでしょう。
ここで、ファシリテーターのマインドセット(基本姿勢)について述べたいとおもいます。
それは至って簡単です。
実は、幼稚園のときに習った次のようなことを想い出して実践し、習慣化してゆくことをお勧めしたいのです。

名ファシリテーターになるための7つの習慣
@ 挨拶は先手で!
A 返事は大声で!
B 相手の目を見て、微笑む!
C 表現はロジカルに!
D 語りは情熱的に!
E 信頼される品格を!
F 明るく、楽しく、元気よく!
「若手社員のその考え方が気になる」
講師:横山 美弥子 2009年8月3日
私は産業カウンセラーの立場から、主にメンタルヘルス研修やコミュニケーション研修を担当しています。カウンセラーと聞くと皆さん“癒し系”を想像されると思うのですが、残念ながら私は“テキパキ系”のカウンセラーです。確かに相手の話をしっかり、じっくり聞くことはしています。しかしながら聞いていて「それは変でしょう?」とか「それは違うと思う」ということは、割りとはっきりと“伝わるように伝える”カウンセラーだと思っています。そこで最近、特に若手と言われる(入社3年〜7年)社員の方と接してみて、私なりに「あれっ?それはおかしくない?」と思ったことを3つ挙げてみたいと思います。

◆その1
「最初から自分は“オンリーワン”でいいと思っているんですよ」という考え方
必死でNO1(1番でなくとも高い目標を持ったり)を目指し、そして散々失敗したうえで“オンリーワンでもいい”と思うのと、最初から努力も失敗もせずに”オンリーワンでもいいや“と思うのとでは何かが違うような気がします。

◆その2
「“楽しい仕事”ってどこかにありませんか」という考え方
“楽しい仕事”というものは、誰かが用意してくれているのでしょうか?
どこかに用意されているものではなく「自分で楽しくするもの」だと私は思います。
もしかしたら「楽しい」という言葉の定義そのものが違うのでしょうか。

◆その3
「仕事でもプライベートでも悩みだすとずっと悩んでいます」という考え方
 私の好きな漫画家の西原理恵子さんは言っていました。「メソメソ泣いたり、人のことを恨んだりするのはヒマな証拠なんですよ。だから人は忙しいほうがいいんです」と。
 いつでも会うと「忙しい、忙しい」を連呼して「忙しい=私には仕事が集まる=優秀な証拠」と言わんがばかりの人もいますが、私は西原さんがおっしゃるように「ある程度の忙しさ」は必要だと思います。生きる張り合いになります。ある程度忙しかったらいつまでも悩んでるヒマもなくなるということですね。
好きな道を
講師:松本 幸夫 2009年7月1日
私は研修講師とビジネス書の著述を仕事にしています。
自分でわかっていますのは、労力が少なくて比較的成果がでるのは講師業です。むいている、適性が高いわけです。ですので、創意工夫を加えて、もちろん努力もします。
しかし、著述はとにかく青年時代から、好きなことでした。しかし、講師ほどの適性がないので、努力ばかりでした。ただ好きな道というだけでした。

初めての出版から23年。おかげさまで今年は11冊すでに出していて、あと4冊今執筆中です。少し宣伝みたいですが。
さて、私のいいたいのは、好きな道で努力したら、なんとか道は拓けるということです。
好きなことなら、向き不向きなんか大したことではありません。
あなたは好きな道を歩めば必ず、納得の人生を送れます。と、半世紀生きているもと青年は言いたいです。今の私の目標は、60歳までに500冊の本を出すことです。ちょっとこの夢は大きいですが、挑む価値はありそうですね。好きで努力していくことにどうやら価値はありそうです。
あなたの好きな道は?
最近思うこと
講師:柿沼 良太 2009年6月1日
景気低迷」
聞き飽きたことばです。

どうすればこのスパイラルから抜け出せるのでしょうか?

講師の仕事も減っています。

でも、本当に良い物は売れています。

「エコカーのインサイトやプリウス」がその筆頭でしょう。
「薄型テレビ」も地デジ化に伴い売れている様です。
良いものや必要に迫られる物は必ず売れるのでしょう。

また、私どもの箱田のセミナーの数もまったく減っていません。

講師になって丁度10年。

箱田先生の後をひたすら追いかけてきました。

でも気が付くと先生は遥か彼方(前方)にいらっしゃいます。

どうすれば箱田先生の域に達するのか?
恐らく永遠に届かないのだということがやっと気が付きました。

講師の仕事は奥が深いことにやっと気づき、更に精進を
する必要性を痛感しながら、今日も地方の研修で新幹線移動です。
75日延命法
講師:垣内 美恵子 2009年5月1日
各社の青葉マークの新入社員の皆さんも入社一ヶ月、
明るい「あ・い・さ・つ」は身についたころでしょうか。
報・連・相は十分に摂取しているでしょうか。

さて、5月は「夏も近づく八十八夜」新茶の季節です。新茶のさわやかな緑色をいただくとしみじみ幸せ感を味わいます。新茶の味というより、季節を愛でられる幸せ感。
実は、新茶はおいしいかというと、お味に関しては決して特等というわけではないそうです。 昔の人たちは「初物を食べると75日長生きする」と俗に言って、何よりも季節の初物を珍重してきました。1品種で75日長生きとなると、毎年幾種類も食べるとなるとこれは・・・・と計算してしまいますね。先日も宮崎県産の初完熟マンゴーが1個3万円の高値で競り落とされたニュースに、さすが初物にこだわる日本人と感心しました。

ところで、お茶の話ですが、今までいちばんおいしかったお茶というといつも思い出すのが、研修先でいただいた一杯のお茶です。

このごろは会社でお茶を出すことが少なくなりました。お茶は入れるものではなくて、ペットボトルで買うものになってしまったようです。りえちゃんやモックンの渋い和装でのコマーシャル戦略に、われわれは日本茶を飲むライフスタイルを抵抗なくペットボトルへスライドさせてしまったようです。水分は、渇きを覚えたときすぐ飲むのがいいとのドクターのご宣託もあり、いつでもどこでも飲むのは許され?会議でも、ペットボトル茶が誇らしく各テーブルに置かれるようになりました。
これは、これで大変合理的な面もあります。味は均一だし、お茶を入れる人件費節約でき、飲みたい時にいつでも飲める。

しかし、私の忘れられない一服のお茶は普通のお茶碗に入れられた緑茶です。埼玉にある銀行に新人研修にうかがった朝、応接室にとおされ、女子行員のかたが「朝早くから遠路ありがとうございます」といってお茶を出してくださいました。そのときのお茶のおいしかったこと。清潔なお茶碗に、熱からず、ぬるからず、まろやかな目の覚める色と味。私はこれは只者ではないと感じました。お茶は入れる人と茶葉により10人十色、味も十味。一流といわれる企業でもお茶碗が欠けているのも、口紅が付いているもの、茶渋のついたままのものがあったり、目の前でお辞儀をなさってロングヘアの先がお茶の中へなんてことも珍しい事ではありませんでした。それにお茶出しは面倒な仕事ではあっても、名誉な仕事ではなかったようです。

お昼休みに同行してくださった研修の責任者の方に「今朝のお茶とってもおいしかったのですが、どなたがお入れくださったのですか。」と聞いてみました。するとすこしはずかしそうに、でもうれしそうに「ありがとうございます。私です。」とおっしゃいました。研修の準備万端整え、こころを込めて、おもてなしのお茶を一服、私のために入れてくださったのです。一服のお茶に多くのものを込められるのですね。この方の研修にかける思い
講師も受講生もしっかり受け止めた1日でした。

さあ、新茶の季節、飲む人への思いを込めながらおいしいお茶を入れましょう。そして、お互いに、75日間の命の貯金をいたしましょう。ペットボトルでは無理ですよ。
信頼は醸成するもの
講師:平野 茂実 2009年4月1日
信頼は簡単に手に入るものではありません。
「あの人は信頼できる」と言うとき、その人物に関する情報が裏付けになります。たとえば、誰もが知っている有名人ならば、その人物に関する情報はたくさん集めることができます。過去の実績や発言の内容、評判などを総合すれば、その人がどの程度信頼できるかを判断することは難しくないでしょう。
ところで、あなたは有名人ですか?
もしそうでないならば、信頼を手にする方法はたった1つしかありません。それは信頼を醸成(じょうせい)することです。
「醸」は「かもす」という意味で、麹(こうじ)に水を加えて、酒や醤油などをつくることです。人間社会における信頼は、酒と同じように長い時間と手間暇をかけて醸成されるものです。それは、「約束を守る」ことであったり、「恩返しをする」ことであったりという、当たり前の行動を一度も欠かさず積み重ねて行く過程に他なりません。
長い時間をかけて醸成された信頼であっても、壊れるのは一瞬です。信頼を「修復する」とはよく聞く言葉ですが、私は修復ではなく「もう一度醸成し直す」ものだと思います。
例えば、遅刻です。あなたの会社の社員が客先での打ち合わせに遅刻してきたら、その瞬間、信頼は壊れてしまいます。たとえ遅刻してきたのが学生気分の抜けない新入社員であっても、「会社の信頼」が消し飛んでしまいます。なぜなら、顧客から見れば「新人が遅れてきた」のではなく、「あなたの会社が遅れてきた」からです。
醸造過程で、雑菌が入ったり温度管理を誤ったりしたら酒はできません。全部捨てて、一からやり直しになります。人間社会の信頼も同じように、壊れてしまった信頼は修復できません。また一から「遅刻しない」ことを、100回も200回も繰り返すしかありません。
春は入社、異動などで多くの人が新しい環境からスタートする時期です。日本中でたくさんの信頼の醸成が始まります。
「日本の伝統美に見る温故知新」
講師:山内 香代子 2009年3月1日
歌舞伎の殿堂として親しまれた歌舞伎座(東京都中央区)が、建物の老朽化、耐震性、バリアフリー等の対応により、建て替えられます。平成25年頃、劇場とオフィスを複合したビルを建設して、再開場を見込んでいます。建て替え後の歌舞伎座は、なんと5代目になります。明治22年に外観洋風の大劇場としてうまれ、昭和20年の空襲により消失し、戦後の復興のシンボルとなりました。松竹によると、時代に合った劇場に建て替え、新しい歌舞伎に繋げるとのことです。
 一歩足を踏み入れると、歴史とずしりとした風格を感じます。階段やトイレ、椅子席は確かに使い勝手が悪く、危険な部分もあります。しかし、大勢の方は(私も含め)、真四角のガラス張りの高層ビルは望んでいません。現在の桃山風の建築様式の風情を存続してほしいと願っているのではないでしょうか。
来春平成22年4月迄、「歌舞伎座さよなら公演」が毎月おこなわれます。今年の新春より、歌舞伎座に足を運びました。豪華な顔ぶれの役者が勢ぞろいし、人気の見ごたえのある演目が毎月公演されています。勢いと華のある若手から、修練を積んだ中堅、国宝の大ベテランの役者まで舞台に上がり、磨き上げた技、心意気をお客様にお届けする喜びに満ちていました。織り成す空気が舞台に溢れていました。
 なかでも一際、観衆を釘づけにしたのは、坂東玉三郎と尾上菊之助が演ずる二人道成寺でした。元禄時代から歌舞伎の題材となり芝居や踊りに組まれてきたものです。満開の桜の道成寺を背景に次々に変える衣装、金冠の踊り、手踊り、鞠唄、花笠、鈴太鼓、鐘入りなどの艶やかさに、其処ここで溜め息が洩れていました。多様な小道具を扱いながら、流麗な踊りに複雑な振り付けと難しい足捌き、それらをスルリとこなしていました。二人の白拍子が対となり、姉妹となったり陰と陽になる振付けと演出が妙技でもあり、豪華絢爛の舞踊を創り出していました。
新しい時代にあった劇場の外観、構造、内装に建て替えると共に、舞台をどのように創るか精神性が問われる時期になると言われています。
 私は日本の公益の伝統美として、歌舞伎座が変わる節目の時代に生き立ち会えることに幸せを感じます。また、この感性を大切に深めて磨きをかけていきたいと思います。皆さんも、自分の空間から離れた世界を覗いてみてはいかがでしょうか。そこから改めて気づき学び響くことが、必ずあるはずです。
新しい時代への期待
講師:瀬戸 伊佐生 2009年2月5日
大変な時代です。
アメリカ中心の利益追求の市場主義経済が破綻し、その影響が世界中に広がっています。世界中の多くの有名な企業が深刻な販売不振・経営危機に陥り、多くの失業者を生み出し、先行きが見えない状態です。
一方で地球温暖化に代表される環境変化の問題ものんびりしていられない事態になっています。
誰もが不安と心配でいっぱいだと思います。
今までうまくいっていた人はそれが保証されなくなり、苦労していた人はますます厳しくなるんじゃないか。そんな風に思っていませんか。でもこれって逆に全ての人にとってチャンスだと思います。
要するに、これまでの価値観・常識がそのままではうまくいかなくなり、ある意味「ガラガラポン」された状態だと思うのです。これまでやって来たこと・やり方ではうまく行かない訳です。
今までなら新しいことを試みようとするとこういわれました。「前例がない」、「今までのやり方で十分じゃないか」、「それでうまく行くのか」。
全て今までのやり方が否定される訳ではありませんが、こういった考え方は通用しないでしょう。
ですから、うまくいっていた人は今まで蓄積した資産を使って新しい時代に対応し、うまくいっていなかった人もこれまでの常識にとらわれない新しい発想が受け入れられやすくなっていると思ってチャレンジするのです。
考えてみれば当たり前のことなのですが、現状に安住することなく、ニュートラルな視点に立って新たな目標に向かってチャレンジする。
すぐにうまくいかないかもしれませんがこの精神で臨めば必ず未来は開けるはずです。
願わくは、新しい大統領と体制で出直しを始めたアメリカのように(うまくいくかどうかはわかりませんが)、いつまでも今までの続きで同じ光景を見続けさせられている日本の政治を早く変えたいものです。
期待を持つことは、進展・変革の原動力だと思います。
いつでも今が最高です
講師:箱田 忠昭 2009年1月9日
昨年の一年をふりかえってみると、私の人生で最高の年であったと思います。
 実にたくさんのことを経験しました。先ず1年間で15冊の本を出版しました。今迄の記録は1昨年の12冊ですから、正に新記録です。
 それから、出版のみならずDVDも4つ出しました。特にプレジデント社から出した“カリスマ講師箱田忠昭の「スピーチの技術」”は真夏の暑い中撮影を敢行し、自分としては今迄のビデオの中では一番良くできたなと思っています。
 私のコミュニケーション教育の集大成といっても良いと自負しています。
 他にもビジョネット社から「できる人の4つの仕事力」というDVDも発売しました。全120分の長いものです。
 この撮影も大変でした。私の生き様を撮るということで、早朝5時からサーフィンの場面を撮影したり、夜の11時迄、麻布十番のライブハウスで歌っている所も撮りました。
 相当苦労して製作したので疲れました。
 プライベートの面でも、5月にアメリカのカントリー音楽の本場ブランソンでCDを収録し、製作しました。
 アメリカのプロのアーティストのバッグで本場のスタジオで12曲吹き込みました。とても緊張して、さすがに声に伸びがなく、思うように歌えませんでした。でも、良い記念になったと思っています。
 それともうひとつプライベートな面では、私の息子(三男)が結婚したことも、大きなイベントでした。
 本業の講師業でも大変忙しく、多いときで1ヶ月25回、少ないときでも20回の講演研修を行いました。
 私の家内がそんな私を見て「あなたは鉄人ね。疲れないんですか」と良く聞いていました。私はそれほど疲れを感じていませんでした。
 でも本当は心身共に疲れていたんですね。
 遂に9月4日に倒れ、緊急入院、緊急手術を受け、1ヶ月入院しました。
 これもすごい体験でした。今迄病気らしい病気をしたことのない私が、生存率50%という大手術を受け、入院したことにより、あらためて、生きること、死ぬことについて考えさせられました。
 こう考えると、病気という災難も貴重な体験になりますね。
 私の禅の師匠に、「起きたことはすべて善」と考えよ、と教わりましたが正にその通りだと思います。
 激動の一年が終わって、新たな年を迎えました。今年のモットーは“挑戦”です。
 私の家内に、「この年になって、今更何に挑戦するんですか」と怒られました。
 でも、実は毎年“挑戦”をモットーにしています。おととしより去年、去年より今年というように頑張ってきたつもりです。
 そして、12月31日に、「今年は今迄の人生で一番いい年だったな」と毎年思うことにしています。
 師匠が言ったように「起きたことはすべて善」ですから。
何回でも伝える
講師:松本 幸夫 2008年12月1日
研修をしていますと、思いの外、受講者は話を聞いていないなと痛感させられます。
例えば、導入時に頭の体操的なクイズを出します。ほとんど先入観で間違えてしまいます。ちなみに前フリは、皆さんの頭の柔らかさが瞬間にわかるチェックをしますといいますと、皆集中します。
頭の柔らかさ別に何バージョンかありますから、間違えないでくださいよ、といってもひっかかります。
このあたりはユーモアの一部です。アイスブレークには欠かせません。
さてそのクイズのあとです。もしかしたら、年齢によるのかなと思い、私には今度大学生になる娘がいるのですが、中学2年の時にやりましたら、見事に間違えました。ですからあまり年齢は関係ないようです、と絞めます。

ところがこのあとの休憩中に、唖然とさせられたことがあります。
松本先生楽しい講座ですね。ところで、先生にはお子さんいらっしゃいますか?
と聞いてきた受講者がいたのです。聞いていないわけです。
はい、いますよ。そういうと、男のお子さんですか?なんていうわけです。
答えたくもないですね。もうはなしたことなのに。たぶんぼーっとして他のことをかんがえていたのでしょうが、いつもより聞いているはずの研修でさえこうです。一般のコミュニケーションは推して知るべしでしょう。
言ったから伝わったと思ったら大間違いです。
繰り返しくどいくらいでちょうどいいかなと思うのです。

この話をネタにして聞くことの大切さを研修ではなしています。
あなたの話1回じゃあ伝わりませんよ。

『否定語』は永久追放しよう
講師:箱田 忠昭 2008年11月6日
好かれるための話し方の中で、私が一番「やめていただきたい」ことがあります。これがなくなりますと、それだけでも「よい話し方」の基本はできたと言ってもいいくらいです。
それは
「相手を否定しないこと」
です。

どんなに話術を学び、どんなに丁寧語、敬語をマスターしたとしても、「相手を否定する」これだけで、相手の気分を害してしまします。
私が香港で仕事をしていたときのことです。忙しかったので妻に何か土産ものを買おうとして、会場のホテルから、ペニンシュラのみやげもののある場所まで小走りしました。汗水たらして、ブランドのバックを買って、ようやく飛行機に間に合ったという感じです。
その次の週、会社にやってきた銀行の営業マンにそのことを話しました。
「いやあ、バックを買うのが大変だった」
と言うと、その営業マンは何と言ったと思いますか?
普通は、「それは大変でしたね」とか「奥さんは幸せですね」くらいのことは言うでしょう。
ところが、彼は
「香港はニセモノが多いですから」
と平気で言うのです。
「だって、ペニンシュラまで行って、保証書もあるよ」
と私はやや気色ばんでしましました。
しかし、彼はこう言います。
「わかりませんよ、あそこは」
と言うのです。

私がその営業マンを大嫌いになったのは、言うまでもありません。
別に他社よりも営業の条件が悪かったわけではなくて、私の言うことを「否定した」のが大きな原因なわけです。
これは一つの例ですけれど、「すぐ否定する」という人が、好かれたためしはありません。
「そんなことありません」
「違います」
「っていうか」
などということを、しょっちゅう口にしている人はいないでしょうか?
私の会社に以前、岩本さん(仮名)という中年の社員がいました。この人は、私が何かいうとすぐ反対する人でした。例えば、
「岩本さん、今度製薬業界にDMを出してみようか」というと、
「箱田さん、それはむずかしいんじゃないですか」と否定します。
あるいは、
「岩本さん、今度のセミナー30人くらい集まるといいね」
と言うと、
「いや、それは無理でしょう」
こんな具合に、私の言うことを全て否定します。こうなると習慣ですね。他人の言うことをまず否定するというよくないクセです。これを続けますと、人間関係が壊れます。
つまり、同じ「ノー」であったとしても、相手を否定してしまうような、ノーの言いっぱなしではいけないのです。
「桑田佳祐っていいですね」
「あんなのどこがいいんですか」
で終わってしまっては、相手はどうしようもないでしょう。
否定するというのは、“言い訳”も含めます。
「でも」とか「けれど」「しかし」なとどいような、否定語は、もうこれから永久追放してしまいましょう。

否定語を使うとチャンスが逃げていく

上司から仮に仕事を頼まれたとします。
「この書類、金曜までに仕上げてくれないかな」
このときに、
「でも、他に仕事がありますから」
「ムリです」
「そんなことおっしゃられても困ります」
などと言うことはないでしょうか。あからさまに、「イヤです」などとは言わないようしても、「できません」「ムリです」というのは言うかもしれません。
あるいは、最悪なのは
「私の仕事ではありません」
というフレーズでしょう。
私の仕事でないのでやらない、というのは会社のなかで決して口にしてはならないものです。
あるいは、来客があなたに、“他部門”の担当外のことを尋ねてきたとします。
「私の担当ではありませんので、わかりません」
では、すまされないことです。
これは、あなた個人にとどまらず、会社そのものの信用、あるいはCSにつながってきてしまうくらいに、大きなことなのです。
先の例なら、「いろんな仕事を覚えておくのは大切だし、今後役に辰から覚えてしまおう」と考えて、「わかりました、是非やらせてください」と言えばいいのです。私の仕事でないからやらないというよりもずとマシでしょう。
また、私の担当ではありません、と言わず
「担当は2Fのフロアにいますから、そちらでお願いできますか」とか「部署が違うので、連絡してみましょう」と行動したらいいわけです。
「否定する」というのは、そこで行動も相手の関心も途絶えてしまうので、いいことは何一つありません。
さらには、あなたの能力を伸ばすような、チャンスを失うことにさえなりかねないのです。
前向きに、いつまでも「できます」「やってみます」という態勢でいてください。
同期はいつまでも
講師:柿沼 良太 2008年10月1日
25年ぶりの同期会が開かれました。
1974年4月に入社したタイヤ会社の同期から
「今度同期会を開催するけど出席しないか?」と
思いがけない誘いを受けました。

タイヤ会社を辞めて、20年経っているので躊躇
しましたが、今回は何人かが定年退職するので
その送別会も兼ねていると聞いて、折角声を掛けて
くれたのだから参加しようと思いました。
(大学院卒業した同期ならばもう60歳になるのです)

時は流れ、しわが増えた顔、頭はみんな薄くなったり、
白くなったり・・。
仲には孫がいたり・・。
時の速さを感じました。

でも気持ちは入社当時のままです。
久留米市での軍隊なみの訓練も今となれば楽しい思い出
です。
私にとって「同期」と呼べる仲間はこの仲間だけ。
いつまでも昔話に花が咲いて夜が更けていきました。
今度はいつ再会できるか分りませんが、その時も現役で
頑張っているのは私だけかもしれません。

退職金で自由に過ごすのと、私のように現役を続けるのと
さて、どっちが幸せなのだろうか?なんて考えながら、
帰路につきました。
気配り上手な「ダブルバッガー」になろう
講師:箱田 忠昭 2008年9月16日
アメリカには、バッガーと呼ばれる仕事があります。
スーパーなどで店員さんが袋に買った商品を詰めてくれることがあります。今なら、コンビニエンスストアで店員さんが袋詰めしてくれますが、これを専門にしている人のことを、バッガーとかサッカーとかいうのです。
どうでしょうか、このバッガーという仕事、楽しいでしょうか?
朝から晩まで商品を袋に詰めるだけ、と考えますと、あまり楽しい仕事とは言えませんね。お給料も安いです。
「まだ2時か」「まだ終わらない、あと4時間もある」
「なんだこの客、こんなに買ったのか」
「こんなつまんない仕事、やってられないね」
というように、不平不満で袋詰めをしていたら、しかめっ面でグチばかりということになるでしょう。
これは偉い人であっても同じです。文句ばかりの“部長”というのを私は以前見かけました。
一流のホテルでの研修で、その部長は47歳、あとで調べました。
研修の休憩時間になって、コーヒーのサービスがありました。
その部長は、背の高いハンサムなウェイターさんに向かって、ポケットに手を入れながら気難しいそうにこう言ったのです。
「紅茶ないの?」
「あいにく、コーヒーしか用意ございませんので・・・」
とウェイターさんが言うと
「紅茶ないの?僕はコーヒーダメなんだよ。お前のとこは○○ホテルだろ、それなのに紅茶はないのか」
ととがめているのです。
このような否定的で、いやなタイプを“シングルバッガー”と言います。
もちろん、スーパーの店員さんや、この部長だけのことではありません。
不平不満ばかりで、物事のネガティブな面ばかりに目を向けるような否定思考をする人のことを言います。
一方、中には全くの別人もいます。先の例なら、
「私は将来、お店を経営したいと思っている。だから、いろいろな仕事を覚えなくてはいけないわ。袋詰めも立派な仕事だから、よく覚えて工夫しよう」
こう考えますと、仕事も楽しくなりますし、工夫もします。
商品の中には、重い物ややわらかい物がありますから、詰め方に工夫をするのです。重いものは下に、やわらかい物、軽いものは上にと手際よく入れていくでしょう。
その間もニコニコして、お客様と会話したりします。
「今日はいい天気ですね。30度いきますか、暑いですね」
などと言いながら、袋詰めをこなしていきます。
そして、紙袋が1枚だと底が破れてしまいそうになります。そこでもう1枚出して重ねます。
このように袋を2枚重ねるという気配りができる人を、シングルバッガーではなく、“ダブルバッガー”と呼んでいます。
肯定思考、物事をポジティブに捉えられる人のことをこう呼ぶわけです。
先の「紅茶ないの?」と言ったシングルバッガーの部長でしたら、どう対応したらダブルバッガーになるでしょう。
たぶんこんな感じでしょうか?
「紅茶ないの?あ、そうか、よしじゃあ僕がもらってくる」と言って、自ら厨房に駆けて行きます。
「すみません、2階の星の間ですけど、ティーバッグとお湯を下さい。紅茶が欲しいので、お願いします。あ、そうそうバッグは2つね。ダブルバッガーと言いますから」
というように、自分から行動して、他の紅茶希望者にも配るくらいのことはできるはずです。
これをダブルバッガーの部長と言います。
シングルバッガー、ダブルバッガー、あなたはどちらのタイプの上司がいいですか?
どちらの夫、友人、同僚がほしいですか?
言うまでもないでしょう。
まずは、あなた自身がダブルバッガーになっていくことで、周囲も変えていきましょう。
世の中見てみますと、どうもシングルバッガータイプの人が多いようです。
みなさんはいつでも自分を振り返って、ダブルバッガー的な生き方をしてください。
チャレンジのある人生を!
講師:浜田 幸一 2008年8月4日
暑い毎日が、続いています。いかがお過ごしでしょうか?
今年は、北京オリンピックの年です。
日本選手団の活躍が、期待されます。
私は、オリンピックの時期になると、思い出すことがあります。
それは、アトランタオリンピック(1996年)の年でした。
当時世界の陸上界のスーパースター カールルイスの講演をハワイで、
聴きました。話の内容もプレゼンテーションも完璧でした。
彼の最後の言葉が、とても印象に残っています。
「人生にとって、目標を持つことは大切だ!
 もっと大切な事は、一生を通して自分の夢にチャレンジし続ける”勇気”を持つ
事。
 そのプロセスこそが、あなたの財産になる!」
時代は、驚くほどのスピードで、変化します。
常に自分を磨き、進化し続ける人生でありたいものです。
パワーポイントの功罪
講師:瀬戸 伊佐生 2008年7月1日
先日ドキッとするニュースを耳にしました。
トヨタの社長が社内ではパワーポイントやカラーコピーを使わない方がいいと行った旨の発言をしたというのです。
現在私は、パワーポイントを活用したプレゼンテーションの講師として活動しています。もしこの記事が広まり(トヨタという世界に冠たる企業のトップの意見は影響力大です)、ビジネスシーンでのパワーポインとの利用が減退すれば、私にとっては死活問題です。
でも、よくその記事を読むと、「最近の若い人はパワーポインとで見栄えだけがいい資料を作りそれをカラーコピーで印刷している。もっと内容しっかりと構築し、白黒の文章主体で1枚の資料で伝えられるようにならないといけない。」といったものでした。
ホッとしました。そういうことなら、私の考えているパワーポイントの活用法とは矛盾しないと思いました。
本来パワーポイントはプレゼンテーション用のソフトです。スライドショーでプレゼンターの話に合わせて内容の要点をスクリーンに投影しプレゼンターの話をフォローするものです。今話していることを図解化してそのポイントだけを見せる。これで聴衆がプレゼンターの話を聞くことに集中できるのです。
ところが見せるスライドと配布する紙資料は全く別の用途を持っています。同じものを印刷して紙資料として配布しても意味はないのです。紙資料はプレゼンターが話さなくても、よく読むことでその内容が理解できるよう文章主体のものでなければなりません。それにプレゼンテーション際、スライドの内容(図解化したもの)が挿絵的に入ることで、プレゼンテーションの情景を思い起こすことができるのがベストです。
という訳で私も紙資料はパワーポイントではなくワードを使って文章主体で作成するように伝えています。
ということでむしろ冒頭のニュースは私の思いを確信に変えることができました。
5年の節目にあたっての、所感
講師:三谷 新太郎 2008年6月9日


IBMを55歳でリタイヤーして、はや5年。
インサイトにトラバーユして、4年半。

人生は、出会いです。
箱田社長との出会いが、人生を変えました。
厳しくもあり、優しくもある。

常に好奇心が旺盛で、粘り強い。
職場では、鬼となる。
仕事を離れると、優しいのでついつい甘えてしまいます。

酒も飲まず、ギャンブルもせず、ただひたすら勉強と仕事。
趣味のカントリーは、年季が入っているので、感動します。
味わいのある声です。
15年ほど前に始めたサーフィンも今やインストラクター。

時間活用の天才のそばにいますので、将来は遊びや仕事や
活動で箱田先生クラスとは行かなくても、充実させたいと
夢がふくらみます。

かなりアバウトな私を、時には叱ってくれ、時には励ましてくれる。
最近は、アシスタントに入る機会が増え、学習できありがたいです。

超有名人ですから、一緒にいるだけでいろんな、優れた人と会うことができます。
TOPの人は、考えが深いということお蔭でわかりました。

また、「考えているだけではだめで、行動がすべてだ」
これが、箱田先生の究極のメッセージです。

私は、まだまだ浅いので、これからですね。
プロの道は厳しいです。

IBMでは、インストラクターとして高い評価を得ていましたが、
所詮企業内研修の講師は、井の中の蛙です。

ユデガエル・シンドロームにならないよう、目覚めつつあるのも
箱田先生のお蔭です。
モチベーションをあげること
講師:松本 幸夫 2008年5月1日
最近ある大切な人から 太った人は嫌いです といわれました。私はその人にとっても好かれたいので、決めました。減量しようと。

これは、私にとっては、強力なモチベーションになりました。人は強い動機があれば、何とかしようと思うものです。あのナポレオンヒルも

巨富を築く条件に異性に対するエネルギーをあげていますから、そのモチベーションは大きいものです。1週間で4キロ減らしました。

食事は糖質制限であとは夜中早足で近所を回っています。心の中で、彼女の 太った人は嫌いです というのを唱えながら。

知人の青年は、社長の息子さんで、結構買い物にお金をかけていました。ところが、質素で勤勉な彼女ができて、生活を変えました。

彼女に合わせていく、のがヤル気のもとですね、と禁煙も実行したその、青年はいっていました。

たまたま私と知人の青年は異性でのモチベーションでした。

あなたにも、ヤル気のもとはあるでしょう。子供、奥さん、ご主人、自分の可能性へのチャレンジ、資格、プライド、見栄、目標。

これは人それぞれですが、結局モチベーションをあげたら勝ちです。あと5キロ必ず減らしますよ。彼女のために。

                                                            松本幸夫
自分の自分になれ
講師:箱田 忠昭 2008年4月7日
私は坐禅の修行を長くやっています。修行といっても素人ですから、専門の修行僧と較べたら、まだまだ甘いものだと思います。
ただ、私の場合、すごい師匠に出会い、おかげで実に貴重な体験をさせてもらうことができました。
私が初めて、菅原義道老師にお会いしたのは29歳のときでした。
当時私は外資系企業の営業課長をしていました。毎日、毎日売上げのことばかり考えて、頭の中がいっぱいでした。
部下の営業マンが6人いました。
もっと売り上げをあげなくては駄目だ。もっと頑張れ。もっと電話をうまくやれ。チンタラするな、もっとチャンとやれ。そんなふうに、しょっちゅう部下を怒鳴りつけています。上司ともうまくいかず、毎日カリカリして生きていました。
そんなとき、師匠から、
「箱田君、いったい何にこだわっているんだ。こだわるんじゃない!!もっと自分の自分になれ。あなたの人生なんだ」
と叱られました。更に師匠は私に対して次のように言いました。
「箱田君はこだわりすぎだ。あの人がこういった、許せない。あの人は俺を馬鹿にしている。もう許せない。そんなふうに他人を責めて、どういう結果がもたらされるか考えてみろ。」
「あなたの怒りがどのような結果をもたらすか、考えてから怒れ。そうすれば、あなたの怒りがどんなに非生産的で悪い結果をもたらすか分かるはずだ。」

確かに当時の私はまるで泥棒猫のように周りを気にし、オドオド、カリカリ生きていました。若い頃はみんな大体そんなものかも知れません。
私の師匠が言うように“自分の自分になる”ということが必要であります。
自分の人生なのに、他人の顔色や思惑、評価によって一喜一憂し、ひどいときは夜も眠れない位、悩んでしまいます。
自分の信じる道を堂々と自信をもって歩きなさい。そうすれば人もついてくるよ」とも言われました。
「千人が千人黒い着物を着て歩いている中を、かまうこっちゃないから、自分だけ白い着物を着て歩いていく。いやいや、着物なんて着ないで、自分だけ素っ裸で行進していく。それ位、図太く生きなければいけない」
今思い出すと、ずいぶん目茶苦茶なことを言われたな、とも思いますが、やはり気弱な私を励ますためだったのでしょう。

「世の中に、こだわることなどひとつもない。どうせみんなすぐに死んでいくんだよ。焼かれて灰になっちゃうんだ。灰になったら見栄もへったくれも、なにもない。
坐禅の修行とは、結局、坐蒲団上で死にきることだ。くだらん見栄や妄想、貪欲を捨てきることだよ。そんなものを一切捨てたら、どんなに楽になるか、体験するのが修行なんだよ」
とも教えられます。

師匠の作った歌につぎのようなものがあります。
古桶のタガが外れて、底ぬけて、燃えたるあとの灰も残らず

また江戸時代の高僧の歌に次のようなものもあります。
生きながら、死人となりて、なりはてて、
思いのままにするわざぞよし

いずれにしても、私位の未熟な坐禅修行では己を殺すことなど、とうてい無理です。いまだに欲望のド真ん中を突っ走っているような状態です。
でも、いくらかでも、
こだわらない
とらわれない
かたよらない
こんな心境に早くなりたいと思って修行しています。
春本番
講師:柿沼 良太 2008年3月3日
3月になって春本番です。
進入学の決まった方、長い間の受験勉強お疲れ様でした。
これからは、希望の道を歩いて欲しいですね。

就職の決まった方、これからが本番です。
毎日自分を磨きながら進んで行って欲しいと思います。

また、春と言うと「花粉症」の方々は大変な時期の様です。
幸い私はまだ発症していませんが、こればかりはいつ来るか
分らないそうで、何だか鼻がムズムズすると「ついに来たか!」
と思ってしまいます。

4月は講師として忙しい日が続きます。
新入社員研修の時期です。

自分の息子と同年代の方々へ教育する仕事はやりがいもあり
充実しています。
ふと振り返って見ると「自分の子供と比較して見ている」
自分がそこにあります。

『随分、しっかりしているなぁ』とか『考え方が子供っぽいなぁ』
とかです。
受講している方々からも『うちの親父と同じくらいの年齢かなぁ』
なんて見られているのでしょう。

社会人としてのスタートをしっかり切って配属先で困らない最低限
のことは伝えたいと思って毎年新入社員研修をやっています。

頑張れ!未来の社長さん!!
英語上達法
講師:箱田 忠昭 2008年2月5日
実は、私は英語で2時間原稿なしでスピーチをしろといわれても、すぐにやることができます。
「すごいな」と思うかもしれませんが、実は割と簡単にできるのです。日常会話程度の英語力があればOKです。ポイントは2時間のスピーチを日本語で完璧にできる、ということが前提なのです。
日本語でできないものが、英語でできるわけがありません。英語のうまい人を見ていますと、間違いなく日本語も上手です。普段とても無口な人が英語だけうまくなることはできません。
私の知り合いでも、あの人おしゃべりだなあ、と思われる人は英語の上達が早いのです。
ですから、英語で2時間スピーチをする場合、まず前提として日本語で上手にできねばなりません。
大勢の人の前で、たとえ日本語であっても2時間話すのは大変です。今すぐ原稿なしでやれといわれた場合、ほとんどの人はお手上げでしょう。
私は商売柄、原稿なしで日本語で2日間しゃべることも得意です。只単に、それを英語に変えて話すだけですから、比較的楽にできるのです。

「でも、箱田さん、それが大変難しいのではないですか。私はそんな英語力ありませんから・・・」という人もいるでしょう。前述のように、日常会話程度の英語力があればできます。



1.単語力をつける
実は英語力というのは、まず単語力なのです。できるだけたくさんのボキャブラリーを身につけねばなりません。
ボキャブラリーが豊富であれば、あとはその単語をつなげていけばいいたいことは伝わります。
つなぎ方として、簡単なESP(English Sentence pattern)を覚えておかねばなりません。
頻出順に最低6,000位の単語を覚えて下さい。また常日ごろから、「食品偽装」って英語で何というのかな・・・と思ったら、すぐ調べて、手帳に書いて覚えるようにします。



2.聞く力をつける
よく「私は、相手の言っていることは分かるのですが、どうもこちらのいいたいことがうまくいえないんですよ」という人がいますね。
これはウソです。実は相手の言っていることを理解するのが英語で1番難しいことなのです。
相手の言っていることが分かるというのは、相手の言っている文章のうちのひとつかふたつの単語が分かった、という程度のものでしょう。相手のいっていることでmovieという言葉だけとらえることができたので、多分この人は映画の話をしているのだな、と想像しているわけです。
ですから、まず英語上達法のポイント2.は聞く力を(Listening)をつけることです。相手の言っていることが本当に理解できれば、あとはYesかNoで答え、単語をつなげていれば何とか伝わるはずです。
ですから、listening力をつけるのが先決ですが、それも、日本人向けに製作されたCDやDVDよりもナマの英語で聞く力をつけねばなりません。
日本人向けのものは全てスローダウンしてゆっくり話しています。
本場の英語はメチャクチャ早いので、ちょっとついていけません。
はじめから、メチャクチャに早い本場の英語を収録したCDやDVDを使って、何度も何度も聞きます。
最初はチンプンカンプンでも、何度も聞くうちに理解できる単語の数が増えてきます。
次にその文章を書き取ってみます。
私はカントリー音楽が趣味なので、この方法で、英語の歌を書き取りながら覚えました。
おかげで100曲以上の英語の歌を覚えてしまいました。みなさんも、AFN(米軍放送)やスカパー、CNN等ナマの英語を収録して、聞く力をつけて下さい。

以上、簡単に英語上達法を述べましたが、更に詳しく学びたい人は、私の書いた本「頭のいい勉強法」(日本実業出版社刊)を読んでみて下さい。
人生に大成功する法
講師:箱田忠昭 2007年11月1日
実は、アメリカのある調査期間の調査による、全人口の割合は次のようになっているそうです。
1.全人口の3%は飛び抜けて豊かな生活をしている。
2.全人口の10%は余裕ある生活をしている。
3.全人口の60%の人は生計をやっと維持している。
4.残りの27%の人は他者の援助を受けて生活している。

何と、3.と4.を加えると、全人口の87%、つまり九割近くの人が、カツカツの生活をしているか、他人に頼って生きている、というのが現状です。

世の中、甘くないですね。成功するのはなかなか難しいようです。
どうして、そのような格差が出来てしまったんでしょうか。
実は、その調査機関の調べた結果があるのです。それによりますと、
トップの3%の人々は、明確な目標をもって、それを計画表にして、実行していました。
・次の10%の人々は、漠然とした目標を心に描いていました。
・残りの人々にはどんな目標も、もっていなかったのです。


●目標をもてば成功する
つまり、目標をもって、計画表を作り、実行することが、成功のコツだというのです。
「なんだ、そんな簡単なことで、人生成功するなんて、ほんとかよ?」と思われるかも知れません。
「私だって目標なら、ちゃんとあるよ。将来の目標としては、仕事で出世したいし、金持ちになりたいし、英語をマスターしたいと思っています。いい人と結婚して、よい家庭を作りたいとも思っています。」
でも、これらのことは目標とはいいません。目標ではなく夢であり、願望といいます。
願望はすべての人が持っています。願望はいくらもっていても、実現するのは難しいのです。
成功した人は願望ではなく、目標をもっていた、というのです。


●願望は目標ではない
さあ、目標とは、どんなものを言うのでしょうか。願望と、どう違うのでしょうか。
私の妻は若い時はそれなりのプロポーションを保っていました。でも年と共に残念ながら太ってきました。
ですから、私の妻の口ぐせは、「もっとやせたいわ。やせなくっちゃ!」といつも言っています。でもやせません。
これは典型的な願望です。
では、目標とは、どう違うのでしょうか。
私の妻が6ヵ月後に高校のクラス会に出席するとします。
そこで妻は、それまでに6キロやせて、きれいになって出席したいと決心します。
そのために、毎日寝る前に15分間、家の周りをジョギングする。
また、ベッドに入る前にスクワット20回を3セット、腹筋運動を10回を3セットやる。今はやりのビリーズブートキャンプをやる。
食事を一杯ずつ減らす。
甘いものを控え、9時以後は何も食べない。
これを計画表にして、紙に書きます。そして、今日からの6ヵ月間の減量の計画グラフを作ります。そして毎日、計量してグラフとの差異を目に見えるようにして、ウエイト・コントロールする。
以上の条件を満たしたものを目標といいます。


●目標を立てよう
ここまでで、願望と目標の違いがはっきり分かったと思います。
つまり、目標とは、次の3つの条件を満たしたものを言います。
1.期限を設定した
2.具体的な願望を
3.計画表として、紙に書いたもの

たとえば、「英語をマスターしたい」というのは願望です。そこで、これを目標にすると次のようになります。
1.来年の5月31日迄に、
2.英語検定試験TOEICで800点を取る。
3.そのために、ボキャブラリー、ヒアリング、読解力、英文法について計画を立てる。
あとは、ひたすら計画表に基づいて実行することです。
できるだけ“見える化”するために、進行をグラフ化すると良いでしょう。
そして、計画と実績の差異を見て、軌道修正、フォローアップをしていきます。
これを、目標、計画、実行、フォローアップの頭文字を使って、「モケジフォの法則」といいます。
さあ、これから「モケジフォの法則」を使って、あなたの願望を達成して下さい。
あなたも雄弁家になれます
講師:箱田 忠昭 2007年8月9日
昔、「沈黙は金、雄弁は銀」ということわざがありました。
 今は違います。今は「雄弁はダイヤモンド」といってよい位、大切なスキルとなっています。
 自己を主張する力、相手を説得する力が必要です。
 黙っていたら、この激しい競争社会で取り残されるか、他人に踏みにじられるのかどっちかです。
 ですから、“雄弁はダイヤモンド”なのです。
 ところが、このように大切な雄弁術、つまり、人前で堂々と自己表現し、自分を主張し、相手に感銘を与える技術を学校では教えてくれません。
 ですから、アガリ症で人前で何もいえない人は、人生において必ず不利になり、損をします。
 よくよく考えてみると、あなたの人生の大切なことは全て、他人がきめています。
 あなたの給料は誰が決めていますか。
 あなたの昇進は誰が決めていますか。
 あなたの勤務先はどうでしょうか。
 あなたの商品を買うかどうか決めるのは誰でしょうか。

 相手がイエスといってくれなければ結婚もできません。

 ですから、他人とのコミュニケーション、特に自分を主張する力は人生成功のための第一のスキルといって良いでしょう。
 私は、二十代の頃この事実に気づきました。それまでの私は気が小さく、物おじする性格でした。
 いわゆる赤面恐怖症、オドオド病でした。その上、私は人一倍口下手でした。
 人前で話すことなど、死ぬよりもこわいことでした。
 そこで私は、一大決心をして、このオドオド病、口下手病を治そうと決意しました。
 その当時勤めていた住友スリーエムという会社の教育訓練部長のボブ・アリソンさんに会ったのがきっかけでした。
 アリソンさんは、私に
「箱田君、大丈夫だ、心配するな。君は必ず上手になれる。オドオド病、アガリ症は必ず治るよ」といってくれました。
 「というのは、実は、僕も若い頃箱田君と同じような気弱な男だったんだよ。でも今では、人に話し方を教えている。君も将来、人に教えることができるように必ずなれる。
 僕が日本にいる間、君にできるだけ教えてあげよう」といって、私に人前でうまく話す法を教えてくれました。
 結果的に、私は徐々に力をつけることができました。
 私はサラリーマンを十九年やりました。その間、二十七歳で課長、二十九歳でマネジャー、三十三歳で部長、そして三十八歳のときに社長になることができました。
 もちろん、給料もどんどんあがりました。ボブ・アリソンさんに会って話し方の勉強をしたのがきっかけでした。
 今では年間三百回近く、ビジネスマン、一般人等に、スピーチ・プレゼンテーション、説得交渉術などを教える講師になってしまいました。
 以上の事実からいえることは、みなさんも必ずアガリ症を治し、雄弁家になれる、ということです。
 どうか、スピーチ、プレゼンテーションの技術を学び、自信をつけて下さい。そして、話し上手になって、人生の成功者になって下さい。
 弊社では、プレゼンテーションやネゴシエーションのセミナーを毎朝行っています。
 皆様のご参加をお待ちしております。
最近香港事情
講師:三谷新太郎 2007年7月5日

先日、5日間ほど仕事で香港へ行ってきました。
10数年前に行きましたので、中国返還後の様子がどんなものか大いに関心がありました。
でも、外部から見た限りでは昔と変わらず、喧騒と建設ラッシュでした。
活気のある町というものは、知らず知らずのうちにこちらにも、元気を与えてくれます。

九龍半島側のレストランからの香港島の夜景は美しく、さすが100万ドルの夜景と称されるだけあると改めて感心しました。

中国本土という巨大な生産・消費地をそばに控えますます活況を呈していました。
ある現地のビジネスマンが、おもしろい例えをしていました。
「日本は競合企業も多く、進出の余地は少ないが、中国では白いキャンバスに絵を描くように好きなように事業を広げることができる。」
昔懐かしい、高度経済成長です。

最近では、外資系企業からの研修の依頼も増えているとことで、台湾からも講師が行っているそうです。
ただ直行便がないので、韓国経由または、香港経由が多いとのことでした。

束の間の香港でしたが、いい話を聞くことができました。

−新社会人へのエール−
講師:伊藤 智恵子 2007年5月8日
「君の名を大きくなってゆく樹に彫ってあげよう

大理石に彫るよりも樹に彫るほうが得だから

たぶん樹といっしょに

彫りつけた名前も成長してゆくだろう」

この詩は昔私より少し先輩からおくっていただきました。

作者はわかりません。

今年も4月は新入社員研修を多く担当いたしました。

緊張や戸惑い、期待や喜びにあふれた若い方々とのふれあいが私はとても嬉しいです。

新社会人の皆さんにこの詩でエールをおくります!
「今、しあわせですか?」
講師:箱田 忠昭 2007年4月1日
私は時間管理(タイム・マネジメント)も教えています。
また時間管理に関する本も5冊出版しています。
最近もPHP研究所から「いつも忙しい人、なぜか余裕のある人」という本を出しました。
ところで、時間管理とひとことで言っていますが、いったいいつの時間を管理したら良いのでしょうか?

 実は金剛経というお経の中で、時間について次のように説いた句があります。

  過去心不可得
  現在心不可得
  未来心不可得

文字通り、過去はもう過ぎ去ったものだから過去の心は取り戻せない。同様に未来もまだ存在しないということで、だから、未来の心もつかまえることはできない。更に現在の心も無常であり、具体的につかまえることはできない、という意味です。
ひとことでいえば、つかまえることのできる時間は、過去にもない、未来にもない、更に現在にもない。
あるのは、今、ここにおける瞬間しかないということになります。
ですから、時間管理とは、今、ここ、この瞬間をどう生きていますか、ということになります。
つまるところ、時間として存在するのはこの瞬間だけであり、この瞬間がいっぱい集まったのが今日になります。
今日がいっぱいあつまったのが一生となります。
この瞬間を最高に生きれば、一生が最高になるのです。
この事実に気づいた時に、生き方が変わります。
時間の使い方も変わってきます。
この瞬間を幸せに生きれば人生全部が幸せになる。
ただ現在に生きれば良い。仏教で念仏、といますが、念仏は今の心が仏、と読めます。

 そこで大事なことは、今していることが、はたしてどれだけ有意義なことか、ということです。
有意義なことをするためには、前もってやるべきことを、計画しておかねばなりません。
「時間は計画して使え」、これは、ピーター・ドラッカーの言葉です。
ですから、時間管理は次の2つのポイントに集約されます。
# 時間の計画化
# 計画された時間を今いかに実践化しているか

今をしあわせに生きれば、一生しあわせに生きられる。そのための計画が大切です。
そして、計画化された時間を力いっぱい生きることが幸せといえるでしょう。
新しい世界へ
講師:柿沼 良太 2007年3月1日
3月は卒業の季節です。
新しい世界への旅立ちの季節でもあります。周囲の人々から祝福されて新しい世界へ旅立って行く多くの人々の将来に幸多かれと祈りたいと思います。

さて、新しい世界へ進んで行く人々にはそれぞれ希望と不安が交錯していることでしょう。学生の人ならば、「先生は優しいだろうか?」「友達はできるだろうか」などと心配していることでしょう。

社会人の人ならば「上司や先輩は怖くないだろうか」「仕事はすぐに覚えられるだろうか」といった具合です。

でも、心配する気持ちも分かりますが、同じ人間同士話せば理解しあえる筈です。

まずは、自分の心を開いて相手と正面から向かって行けば必ず相手も分かってくれるに違いありません。

同じ会社、同じ学校に通う仲間なのだから・・。

私どもインサイトラーニングでは、コミュニケーションの研修を得意としています。そこで私ども講師が教えていることは、人間関係の基本です。

それらの基本はみんなが知っていることです。しかし、知っているとことできることとは違います。
知っていてもできないことはたくさんあります。

ですから、新しい世界へ進んでいく人々が、コミュニケーションの基本を実践してより良い人間関係を築いて、夢の実現に前進して欲しいと思います。

目先のことにとらわれてくよくよせず、大きな希望と大きな心であなたの夢を実現して下さい。

さぁ、もうすぐ4月です。
サッカーから学ぶコミュニケーション
講師:瀬戸 伊佐生 2007年2月7日
去年から年甲斐もなくサッカーを始めました。学校の授業や友人との遊び程度しかやっていなかったので、チームに入るには敷居が高くやりたいけどやれない状態がずっと続いていたのですが、ふと見たWebで「大人のためのサッカー教室」というのを見つけやってみることにしました。
参加者は社会人限定ということで、参加者は20才代後半から40才台位まで、30才代が中心です。中には50台の人もいてびっくりしました。
レベルは初心者から初級者でなおかつその中でもレベル別にやるので、私でも臆することなく参加できます。
そこで学んでいることは「止める・蹴る」のサッカーの基本もさることながら、コミュニケーションの大切さです。
サッカーは11人のチーム全員が共通の戦略を理解し、自分の役割を的確にこなさなければなりませんが、そういうこと以前にパス交換1つでも技術以上にコミュニケーションが重要なのです。
例えば私がパスを出したいとします。でも自分がパスを出したい人が受けられる状態にあるかどうか、パスを出したい方向に味方がいるかは顔を上げて周りを見なければいけません。結構見れないものです。
次に方向・相手が決まったとします。でもその相手がパスを受けようとしているか、出したい方向に動いてくれるかを確認しなければなりません。
そしてパスを出します。でもちゃんと蹴れることは蹴れても、強すぎたり弱すぎたり相手の受けられるパスを出さなければ、パスは通らないのです。
立場が受ける側に変わっても同じです。
パスをほしいと思っても、ボールがどこにあって誰が蹴ろうとしているかを確認して、受けられる位置に移動し、受けたい意思を伝えなくてはなりません。伝える方法も、声を出す・手を上げる・受けたい方向を指す・アイコンタクト等、出し手との距離や日頃のコンビネーションの度合いによって変わります。
これって、日常の生活に当てはめてみるとハッとさせられます。
自分が何かしたいと思っても、それに対応する人たちがこちらの意思を理解し、準備し、行動する、その全てがうまく合わないとできないのです。
周りを見ずに、また周りのことを考えずに行動している自分に反省です。
人生は夢の実現
講師:箱田 忠昭 2007年1月19日
人は誰でも、もっと成功したいと思っています。また、本当はもっともっと成功する力をもっているはずだと思っています。
ところが、現実を見ると、とても厳しい状態にあります。
私も若いころを振り返ってみると、全てうまくいかないことの連続でした。挫折の連続でした。
世の中、気に食うことと気に食わないことを較べたら、気に食わないことのほうが圧倒的に多いと主って生きていました。
4歳で母が亡くなり、継母が何回か変わりいじめられ、貧乏で、ノロマで人に馬鹿にされ、受験、就職に失敗し、失恋し傷つき、全くメチャクチャでした。
それでも、なんとか人生の建て直しを図りたいと決心しました。
仕事で成功し、良い家庭を作り、健康で、経済的にも恵まれ、人からもあまり馬鹿にされたくない、そういう人生を送りたい、と思って頑張ることを決意しました。
でも、どうすれば成功するかは分かりませんでした。
まず、“成功”とは何か、ということを明確にする必要がありました。つまり、具体的に、自分の人生をどうしたいか、ということです。
死ぬまでに手に入れたいものは何か、どんなことをしたいのか、どういう人になりたいか、
この3つ(Have do be)の分野で、自分の夢を描きました。
仕事の面では40歳位までに社長になること、その後は独立して自分の会社のオーナーになりこと。家庭面では、やさしくて前向きで健康的な女性と結婚すること。子供は医者のように、専門職として成功させること。
健康面では、身体の強化と心の強化を計ること、具体的にはウェイトトレーニングと坐禅をすること等を目標としました。
経済面はでかい家に住み、海と山に別荘を持つこと。車は自分はベンツ、妻はBMWという具合にいろいろと具体的に夢を描きました。
結果的にほとんどすべての夢を実現することができました。
趣味を広く
講師:松本 幸夫 2006年12月11日
私の趣味のひとつは、格闘技の試合観戦です。が一般にはマイナーで、そのことは研修をしていて受講者の反応でわかります。ノゲイラとかヒョードルといってわかる人は20人にひとりくらいなものです。ある時、研修開始のファンファーレにノゲイラ選手の入場テーマを流したのですが、誰もわかりませんでした。ちなみに彼は柔術マジシャンともいわれるPRIDEの選手です。最近受講生にいわれました。K1とか PRIDEの趣味はなんか殺伐としていますね、と。何か同じ観るものでいい趣味はないかと思い、ヤフーオークションでチケットを探しました。奇跡の人、が青山劇場であり、たまたま最前列がとれたので行きました。石原さとみも、田端智子もよかった。まあ石原さとみがヘレンケラーだったのでセリフが聞けなかったのは残念でしたが。先週は五反田のキャッツシアターでキャッツにいき、趣味として観劇が加わるのもうすぐかなという気もしています。やはり趣味は深さはもちろんですが、いくつかあるといいのかなと思いました。自分の性格としては、のめりこみやすく、ひとつをしつこくしないと気のすまない、異性にむけばストーカーだし、何かの道を極めるようなことにむけば、大家になれるような、そんな人間です。だから、あえて視野を広げていくのは大事だと思いました。さて、あなたの趣味は何ですか?もしも偏りがあるようなら、ちょっと違った分野に目をむけてはどうでしょうか?
初心を忘れない
講師:柿沼 良太 2006年11月8日
2000年の2月に箱田先生の門下生になってから7年が経とうとしています。
「光陰矢の如し」の言葉通りです。

門下生になった時、1冊のノートを購入しました。
1冊の値段が140円だったと記憶しています。

何を書いたか?
箱田先生の研修の全てを記載しました。

研修会場での机の並べ方。
講師机の上に置く備品の並べ方。
配布資料の並べ方。

から始まって、「プレゼンテーション研修」の内容すべてです。
「ここで右を向いて・・」と言った動作も記入しました。

そして、そのノートは毎回研修の度に持参し、
書き加えを行いました。

毎回新しい発見があって、その都度そのノートに書き込んでいったのです。

時には先輩の講師からのアドバイスのメモも挟み込み
ノートは段々と充実していきました。
そのノートに書いたことを自分でやってみると、中々できません。
そこで、できなかったところを赤字で書き込んで注意する。

その繰り返しをしていくうちに、「プレゼンテーション研修」の免許を頂くことができました。

先輩の講師から「このノートは何百万円もの価値がありますね」と言われたことがあります。
最初は140円のノートでしたが、今ではその内容を覚えたことで、一生の仕事を手に入れることができました。

私にとっての原点であると同時に、宝物でもあります。
インサイトラーニングの研修プログラムは、きちんとしたオリジナルがありますが、台本がないのです。
それぞれの講師が箱田先生の研修を勉強して身につけていくのがインサイト流の教え方です。

まるで落語の世界の様です。師匠の前でやってみて、
OKが出るまで繰り返す。そして、免許皆伝となるのです。

汗と涙のしみ込んだ1冊のノート(今ではボロボロになっています)を時々見返して、いつでも初心に戻り、
これからも講師として歩んで行こうと思っています。
寂しい終幕
講師:柿沼 良太 2006年10月11日
今年ほど野球に沸いた年はなかったのではないでしょうか?
年初のWBCから始まり、夏の高校野球では新しいヒーローが誕生しました。

また、今年のプロ野球も大詰めを迎えました。
まず、セ・リーグは中日の2年ぶりの優勝を果たしました。

パ・リーグは北海道日本ハムファイターズとソフトバンクホークスのプレーオフ2ndステージが見ものです。

パ・リーグプレーオフの1stステージはソフトバンクと西武の試合でした。
第1戦でソフトバンクを完封した松坂大輔投手は印象的でした。

第2戦でソフトバンクに敗れた西武はそのまま第3戦も落とし今年のシーズンが終了しました。
と同時に松坂投手の西武ライオンズの選手としてのシーズンも終了したようです。

プレーオフ第3戦の敗戦をベンチ横のカメラマン席で見届けた松坂投手は、ファンに帽子をとって挨拶し、グランドに一礼して球場を去っていったようです。

来年はMLBで活躍する日本人選手の1人になるのでしょうか?
日本シリーズ終了後の「日米野球2006」で彼の日本での最後の投球を見ることになりそうです。

どこの球団に行くのでしょうか?
噂では松井秀喜選手と同じヤンキースと言う報道も流れています。
どこに行っても、是非ともMLBでも頑張って欲しいと思います。
今年のストーブリーグも目が離せません。
良い上司になる法
講師:箱田 忠昭 2006年9月5日
皆さんは、今迄、たくさんの人と接してきましたね。ビジネスマンなら上司、部下、同僚、お客様、他部門の人、等、毎日たくさんの人と接しています。
ある時、研修の最中に、
「今迄、みなさんは、たくさんの上司に仕えてきたと思います。どうでしょうか、良い上司と嫌な上司と、どちらが多かったですか?」と聞いてみました。
いうまでもなく、ほぼ全員が「いやな上司のほうが圧倒的に多い」と答えました。
私も十九年間サラリーマンをやりました。その間、日本人、アメリカ人、フランス人、ドイツ人等たくさんの上司に仕えてきました。
今思い出すと本当に良い上司といえるのは2人だけでした。
研修のときに、更に「いやな上司とは、どんな人ですか?」と聞きますと次のような答が返ってきます。

1. 私をバカにしている

2. 私の提案、企画等に全て反対する

3. 私の話を聞いてくれない

4. 自分のことを棚にあげて、人を責める

5. すぐに感情的になる

こうして見てみますと、いやな上司というのは、あなたを見下して、まともに話を聞いてくれない人のようです。
実は人間の最大の欲望は「自分の存在を認めてもらうこと」とする説がありました。分かりやすくいえば自分に関心をもってもらいたい、馬鹿にされたくない、人に良く思われたい、という欲望です。
実はこの欲望を満たしてあげるのが、“相手の話を真剣に聴く”ということです。
あなたの部下に対して何が一番感動を与えるか?
それは相手の話を心から真剣に聴いてあげるということに他なりません。
ところが、この事実にほとんどの人が気がついていません。
人間関係で悩んでいる人の大半は、実に“話の聴き方”に問題があると言っても過言ではありません。

その事実に気付いた私は、今年「できる人の聞き方&質問テクニック」という本を出版しました。
副題は“なぜか「人に好かれる人」の技術と習慣”となっています。
部下や上司との関係はもちろんのこと、奥さん、ご主人、子供、両親とよい関係を築きたいと考えてらっしゃる人に一読をおすすめします。
営業マンだったら客との関係を改善し、売り上げを伸ばすためにも役立つ本です。
2006ワールドカップはまだ終わっていない
講師:柿沼 良太 2006年6月28日
サッカーワールドカップの予選F組に入った日本は1分2敗で予選リーグ敗退の結果になって、既に日本代表チームは帰国しました。
でもワールドカップはまだ終わっていません。
7月9日のベルリンのピッチに立っているのはどのチームなのでしょうか?
決勝トーナメントは選手と監督の力が一緒になったチームしか勝ち残れませんし、予選リーグの結果もあてにはなりません。

G組1位で無失点で勝ち上がったスイスがまさかの0−0の引き分けでPK戦で完封負け。

これからが面白いワールドカップなのです。

私がサッカーに目覚めたのは、高校生の時でした。
一番記憶に残っている試合は、メキシコ五輪の予選で日本VS韓国の試合を雨降る国立競技場で震えながら見たことです。
その試合に引き分けてメキシコ五輪に出場し、見事3位になったのが、日本サッカーの国際舞台での最初の晴れ姿だったと思います。

当時はテレビ東京で「三菱ダイヤモンドサッカー」という番組を放送していました。ワールドカップやプレミアリーグの試合のビデオ放送ですが、興奮して見ていました。

ゲルト・ミュラーやゴードンバンクスと言った有名選手の技を見つめていた記憶があります。
また前に勤めた会社の創業者がサッカー好きで、毎年ゲルト・ミュラーをドイツから呼んで、子供達のサッカー教室を開催していました。
事務局として同行したことがありますが、あのミュラーと一緒にいると言うだけで興奮したものです。
[ ゲルト・ミュラー:ワールドカップ 通算14得点(13試合)ブンデスリーガ 365得点(427試合)、ドイツ代表 68得点(62試合) というすごい選手です。今ならブラジルのロナウドかイングランドのベッカム以上の選手なのです。]

新生日本にどんな選手が招集されるかという楽しみもありますが、まずは、ワールドカップ2006ドイツ大会を大いに楽しみたいと思います。
暫くは寝不足の日々になりそうです。
箱田先生に師事して
講師:三谷 新太郎 2006年6月8日
インサイトの箱田忠昭先生と最初に出会ったのは、2003年4月17日のことでした。
プレゼンテーションのことを学ぶなら「箱田先生」というのが、IBMのある先輩の助言でした。

第2の人生を模索していた、55歳の春でした。
ちょうど「リーダーシップ」研修会がみずほ総合研修所で開かれていました。
研修費も手頃でしたので、すぐ申し込みました。
すごく楽しく、学ぶことの多くあった研修会でした。

早速、アポを取り押しかけて就職の内定をいただきました。
講師としての力量に自信がなかったため、半年ほど失業保険をもらいながら、勉強しました。
そのとき取り組んだのは、「交渉術」でした。
米国の弁護士が、600の交渉戦術を体系化した非常に深いものでした。

日本人は、すぐに妥協してしまうため、交渉術の土壌はありません。
これから、日本人にもっとも必要とされるスキルです。
ただ、ここまで深いところを理解できる人は、まれだと感じました。

プレゼンテーションやリーダーシップやアサーションやタイム・マネジメントを箱田社長をはじめとする諸先輩から学びました。
非常に意義のある3年間でした。

正式に入社したのは、2003年の12月1日でした。
社長がそのとき言われたことが今でも忘れられません。
「 三谷さん、私は50歳を過ぎた方を弟子に取るのは、初めてです。大丈夫ですか?」
「 その昔、円生と円楽が冬の雪降るなか高座に向かっていました。そば屋の前を通った時に、いいにおいがしました。
円生は、言いました。いいにおいだ、そばを食おう。
おまえは、ここで待っとれ。
出てきてひとこと、
悔しいか?
円楽は、「悔しい」と言いました。
悔しかったら頑張って稼げるようになることだ。」

私の場合、大企業の恵まれた環境で、暮らして来ましたので、その意味がわかっていませんでした。
最近、その意味が少しわかるようになりました。
ありがたいことです。

箱田先生の3部作が大ベストセラーになっています。

1.「できる人」の話し方&コミュニケーション術
2.「できる人」の時間の使い方
3.「できる人」の聞き方&聞き方&質問テクニック

フォレスト出版から、税込みで1365円で発売中です。
どこの書店にも置いています。

3冊とも、楽しくてわかりやすくて役に立つ本です。
これは、個人としての感想です。
時は命なり
講師:箱田 忠昭 2006年5月12日
私は29歳のときから坐禅修行をしています。
鎌倉の報国寺坐禅会という道場です。かれこれ30年以上にもなります。
坐禅について書き出すと大変長くなるので、今日は何故坐禅をやるようになったかをお話します。坐禅を始めたのは、実は死ぬのが恐いからです。
皆さんは死ぬのがこわくありませんか? 私はめちゃくちゃ臆病ですから、自分が死ぬことを想像するとぞっとします。
禅の世界では、生死事大、無常迅速、可惜光陰、時不待人といいます。わかりやすくいえば死ぬという人生で最も大きな事件は、すぐにやってきますよ。時間は人を待ってくれません。寸刻も大切にして生きなさい、という意味です。

実は私の母は私が4歳の時に死にました。母は29歳でした。その後私を育ててくれた祖父も2年後に死にました。
昨年まで元気だった祖父が、土色になって横たわっていました。そして、焼かれて骨になって帰ってきました。
その時のおそろしさがトラウマとなり、死ぬのが人一倍恐くなりました。その祖父が死んだのは65歳の時でした。
実は私も、すでに60歳を過ぎ、だんだんと祖父の死んだ年に近づいてきました。自分もそろそろ焼かれる歳なのかと思うと恐ろしくなります。
しかし、いくら坐禅の修行をして死の恐怖からのがれようとしても、これが一向にのがれられないんですね。
最近ますます怖くなっています。坐禅の先輩方にいわせれば、「それは箱田君の修行が足りないからだよ」ということになるでしょう。

ところが、これは実話ですが、ある高名な京都の禅僧が、病気で入院したことがあります。お医者さんに、「私の病気はガンですか。もしそうなら正直に告知して下さい。私は修行を積んだ禅僧です。たとえガンであっても、それはそれとして受け止める覚悟はできています。」といったそうです。
そこでお医者さんは正直に「和尚さん、あなたはガンです。余命一年もないかも知れません」と告知したそうです。
すると、その禅僧は悲嘆のあまりノイローゼになってしまったそうです。そしてついには精神に混乱をきたし、首をくくって死んでしまいました。この人は東大出で京都の大寺の管長をしていた人です。どうも長く修行をすれば心の安定が得られる、というものでもないようです。
ただ、唯一間違いないことは、皆さんも私も必ず死ぬということです。終着駅はきまっています。全て死刑囚といってもよいでしょう。いつ死刑を執行されるか分かりません。明日かも分かりません。

アメリカでも「ラーキンの電理論」という有名な話があります。もしも2ヶ月後にカミナリに打たれて死ぬ、と分かっていたらどうしますか。おそらく夢中になって有意義なこと、人のためになることをしたい、と思うでしょう、という理論です。「あの人がこんなことをいったから許せない」とか、「あいつは俺を馬鹿にしている」というようなつまらないことにこだわっていられないはずです。ですから、私達もこれからの人生にとって最も大切なことをしっかり見定め、いつでも真剣に誠実に、熱意をこめて生きていくべきだと思います。

時は金なりといいますが、これは正しくありません。失った金は稼げばいくらでも取り戻せますが、失った時間は絶対戻ってきません。
ですから私は時は金なりではなく、時は命なりといっています。
しかも無常迅速ですから、いつまでもあると思うなあなたの命、であります。
明日なき命と思えば、今日を精いっぱいに生きるほかはありません。しかも、今日とは、この瞬間がいっぱい集まったものです。
ですから、人生を有意義にすごそうとしたら、この瞬間を大切に生きることです。
今やっていることに全力を尽くす、これが最高の時間活用術になります。
スポーツも人間関係もウォームアップが必要です
講師:箱田 忠昭 2006年4月5日
スポーツの世界では、プロ選手といわれる人は実に念入りに準備体操をしたりして、ウォームアップを行います。
アマチュアはあまりウォームアップをしません。いきなり、試合に出たりして、アキレス腱を切ったりします。
私はサーフィンが趣味ですが、時々、全日本チャンピオンの鈴木正さんと一緒に海にはいることがあります。やはりチャンピオンクラブだととても長い間ウォームアップをします。
私など一緒にやっているだけで、疲れきってしまうほどです。
サーフィンは体の柔軟性と筋肉の瞬発性が必要とされます。
特に今時分は、水がとても冷たいので、筋肉が硬くなりがちですし、外気との湿度差で心臓麻痺になる可能性もあります。
充分、体を暖めてから海に入らねば、足がつったりして危険です。
実は人間関係も同じです。人間関係はまず言葉のやりとりで始まります。
この言葉のやりとり、つまり対話とか会話において、最も大切なことはまず相手の話を聞くということです。
実はこの「人の話を聞く」ということが、とても大切なことでありながら、そのことに関心を持っている人はあまりいません。
人は通常「話し方」に関心を持っています。たくさんの「話し方教室」や「プレゼンテーションセミナー」があります。
私も話し方やプレゼンテーションのやり方を教えています。
ところが、それ以上に大切な「聞き方」についてはあまり関心をもっていません。
上司が部下を批判するときに「あいつは人の言うことを聞かないから駄目だ」というような言い方をします。
また親が子供を叱るときは、「少しは親の言うことを聞きなさい」といって叱ります。
アメリカの人間関係研究家のデールカーネギーは「人の話を聞くことにより、人生の80%は成功する」といっています。
そこで、よい聞き方とは何か、ということになります。


・うまい世間話は質問から
聞くということは、相手の話をしているのを聞く、という動作ともうひとつ、相手に質問をするという動作があります。
今日は、後者の「相手に質問をする」ということについて述べます。
「あのう、ひとつお聞きしたいことがあるのですが・・・」という場合、「ひとつ質問して良いですか」」ということになります。
実はこの「質問をする」ということから人間関係が始まります。
この質問のうまい下手が、その後の人間関係を左右してしまいます。
テレビのインタビュー番組を見ていても、例えば、有名な「徹子の部屋」などでも黒柳徹子がとても上手に相手に質問して、相手にしゃべらせています。
ところが、そんなインタビュー番組でも司会者はいきなり本題に入ったりしません。
あたりさわりの質問や、相手が簡単に答えられるようなどうでもいい質問をしています。これがウォームアップとなります。
「今日は寒いですね」というお天気の話とか「今日のドレスは明るくていいですね」とか「お宅のワンちゃん、最近元気?」のような他愛もない質問をしています。
実はこの他愛もない質問がとても大切なのです。その場の雰囲気をやわらげ、相手の距離を縮めます。
これがいわゆる「ウォームアップ」になるわけです。アイスブレーカーともいいます。
相手をリラックスさせ、こちらに親しみを感じさせるため、相手が簡単に答えられる質問をします。
相手が進んで話したくなるような話題を選んで質問をしていくと更によいでしょう。
営業の世界でも「世間話8割、売り込み2割」といわれている位、雑談や世間話を重要視しています。
電話でも用件のみを話す人は間違いなく冷たい人と思われています。必ず「最近、花粉症の具合はどうですか?」というように世間話をせねばなりません。
会話の冒頭から難しい質問や答えにくい質問をしたら、相手はこまってしまうし、そんな質問ばかりするあなたを警戒し、ひいては、あなたとの仲も悪くなることは間違いないでしょう。
結局、答えやすい質問をして、自分の話したいことをうまく引き出してくれるような人に好感をもつはずです。
ですから、相手に好意をもってもらいたいと思ったら、相手が得意になって話せる話題や、自慢できる話に関する質問をしてみてください。
親しくなりたい相手がいる場合は、素早く相手の関心を見抜き、それに関する質問をいっぱいしてみてください。
相手が答えにくい質問、答えたくない質問はせずに、相手が舞い上がるほど楽しい状態にしてあげるのが、人間関係をよくするコツといえます。
相手はあなたの鏡です
講師:箱田 忠昭 2006年3月7日
私は毎日いろいろな会社へ行って講演や研修を行っています。
正直いって良い会社もあれば二度と行きたくないようなひどい会社もあります。
ところで良い会社と悪い会社の差はなんでしょうか。売り上げや利益の多い会社、規模の大きい会社などを良い会社というのでしょうか。
私の感覚ではどうもそうではないような気がします。売り上げの大きくウンと儲かっていても、ひどいなと思う会社もあります。
私は良い会社、悪い会社を分けているのは社員の差ではないか、と思っています。
できる社員、できない社員、人柄の良い人の多い、少ないといった面での差です。
できる社員、できない社員をどこで見分けるか、実は講演の聞き方がぜんぜん違うのです。
できる社員の多い良い会社の聴講態度は大体次のような特徴を持っています。

1. 良いクラスは良く笑います。ちょっとしたジョークにも大きく反応します。笑いは文化のバロメーターといいますが、間違いないようです。よくない会社の聴衆は全く笑いません。いつも恐い顔をしています。
2. 良い会社での講演は前から席が埋まっていきますが、悪い会社はうしろの席からうまっていき、一番前の一列ないし二列は空き席となっています。
3. 良い会社の聴衆は一生懸命ノートをとる人が多いのですが、悪いクラスの人は全くノートをとりません。
4. 良いクラスの場合、休み時間がにぎやかです。前の時間に学んだことをいろいろと思い出してディスカッションをしたりしています。よくないクラスの場合はツーンとしています。
5. 良いクラスの場合はアンケートがとても好意的で、いっぱい良いことが書いてあります。良くないクラスは、アラさがし、否定的なオンパレートです。

このようにできる社員、できない社員というのは人の話を聞き方ですぐ分かってしまいます。
講師の私としては、やる気のないクラスを何人とか、やる気のある良いクラスに変えるのが大切な仕事になります。
つまり、やる気のない、あまり態度のよくない聴衆を前向きで、良い聴衆に意識改革せねばなりません。
実は聴衆は講師の鏡です。
よくないクラス、レベルの低い聴衆がいるのでなく、そう考えている講師がいるのです。講師のそのような感情が必ず相手側に伝わってしまう、ということです。
人間関係においては、あなたの気持ちが相手から反射して返ってくる、というものです。
ほめれば、ほめられる
けなせば、けなされる
感謝すれば、感謝される
馬鹿にすれば、馬鹿にされる
という具合にあなたの相手に対する思いは、そのまま相手のあなたに対する思いとなって返ってきます。
ということは、講師が聴衆と接するときはいつでも「あなたはいい人ですね。私はあなたが大好きです」という思いを持って対話すべきだということです。
心理学における「返報性の原理」が働いて、相手もあなたに好意をもうはずです。
こんな気持ちでクラスを運営していけば、最終的にどんなクラスも良いクラスに変身するはずです。
交渉について
講師:三谷 新太郎 2005年8月22日
交渉術というと、サミュエル・L.ジャクソンと、ケヴィン・スペイシーが出演した映画「交渉人」を思い浮かべる人が多いです。
また、交渉というのは、特別なものと考えている人も少なくありません。

でも実際には、日々の人間関係は、多くの交渉の積み重ねです。

夫婦・親子の間でも、それぞれ求めるものが違うため、交渉が必要となります。
家族で外食する時や旅行に行くときは、対立が生まれたりします。
日本では、対立処理の訓練を学校で教えていないため、意見の対立が感情的対立になってしまいがちです。

交渉術といえば、ロジャー・フィッシャー / ウイリアム・ユーリーの「ハーバード流交渉術」が、有名です。
「利害」と「立場」を切り離せ、と教えています。

今の親は、戦後の民主主義教育を受けているため、理屈では他人の意見を尊重すべきだと考えています。ただ、残念ながら相手が子供となると、「生意気なことを言う」との思いが強いようです。
親の立場で、発言してしまいます。

親子の対立の場合、親の言い分より子供の言い分の方が正しいことの方が多いような気がします。

人間関係を「交渉」という視点から眺めてみると、おもしろいです。

小泉首相の郵政民営化解散は、党内での交渉が決裂した結果です。
交渉が決裂した場合、WIN / LOSEの結果になります。
その場合、「力関係」が表面に出てきます。

交渉術について学習の機会のなかった方は、これからでも遅くありませんので、ぜひ勉強してみてはいかがですか。
惚れてしまえない相手ほど、「あばたもえくぼ」で見てあげよう
講師:松本 幸夫 2005年5月23日
社内の人間関係でちょっと考えてみました。

いつもはぱっとしない印象の田中課長が、明るい色のブランド物のネクタイを締めてきた。石田さんは、ここで一言ほめておくと、課長との関係がグッとよくなると思った。「でも、こびているように周囲に思われるのは嫌だし・・・」と迷う。「ほめたいけれど、うーん、どうすべきか?」

会社の中で「できる」といわれる人は、ほぼ例外なく、人間関係の達人である。いくら能力があっても、「言っていることは立派だが、どうも気に入らない」となってしまっては、結局「できる人」にはなれない。

心理学でも、人は好意を持った人に対しては、「ノー」と言いにくくなり、「なんとか、手伝いたい」という気持ちになることがわかっている。ある程度の仕事能力さえあれば、あとはプラス「人に好かれる」ことを考えたいものだ。

「好かれるためのスキル」は数多い。「笑顔」「相手の立場に立つこと」「相手の名前を口に出すこと」などだ。

その中に必ず登場する定番が「相手をほめること」である。

賞賛は、贈って人に感謝される
唯一の贈り物である。
――― プレシントン伯爵夫人『随想と省察』

「ほめる」のは、「こびる」ようで嫌だという人がいる。
しかし、大目的は人に好かれることである。会社の人間関係を円滑にすることで、自分の仕事力、発言力などを増強することなのだ。仮に、少々こびていたとしても、石田さんは、田中課長をほめるべきであろう。
もちろん、心にもないことを口にしろと言うつもりはない。

@ほめる・・・心の表れとして、素直に賞賛する。
Aこびる・・・人間関係のスキルとして、誇張的に賞賛する。
Bへつらう・・・服従のサインとして、見境なく賞賛する。
まあ、この程度アバウトに考え、ほめるに値する何かを一つ二つ見つけ出して、ほめておくことだ。
ただ、相手から「へつらってるだけじゃないの?」「下心ありかも」と思われては逆効果だ。ほめたあとにすかさず、簡単な理由付けを一つしておこう。相手の満足度、納得度が増す。次のように言えばいい。
「いいネクタイをしていますね。雑誌で、春の新作として似た柄を見ました。」
「仕事が早いですね。私だったら、まだ半分もできていませんね」
「その企画はいいと思いますよ。顧客志向は、ブームですものね。
講師雑感
講師:柿沼 良太 2005年4月6日
私が講師になって、6年目を迎えました。私どもの研修では記念品として社長である箱田忠昭先生の直筆の色紙をお渡ししています。その1枚目は必ず『そろそろ本気になろう』です。この5年間を振り返って「本気になっていたか」と問われると、過去のサラリーマン時代に比べたら「遥かに本気になっていた」と胸をはれると思います。
サラリーマン時代は仕事をしなくても、固定給はもらえました。ボーナスだって基準額はもらえました。講師はそうはいきません。とは言っても何もできなかった講師見習いの時期にはひたすら箱田先生の研修を見て、どうすればあのような研修ができるようになるかを勉強しました。
できなければ給料がもらえません。子供の学費、住宅ローン、支払わなければならないお金と食費は稼がないと一家心中です。そんな背水の陣で臨んでいた毎日は、本気にならざるを得ません。
デビューの研修は、入社後3ヶ月目に巡って来ました。神奈川市町村研修センターでのプレゼンテーション研修でした。夢中でやった2日間でした。研修が終わった時受講生にアンケートをとりましたところ、「とても良かった」と満点の評価を頂き、「これでやっと講師としてやっていけそうだ」と実感したことが昨日のことの様に思い出されます。
私どもの研修プログラムはとても良くできているので、講師に対する評価は常に満点を頂いております。また、私ども講師は「先生」と呼ばれることが多々あります。この2つが実は私ども講師の心に隙を作るのです。自分自身の心に隙間を作ることなく、デビューした日の感激を忘れず、これからも精進して行きたいと思っています。
私たちの仕事は、「今日が勝負で、次頑張ります」という言い訳が許されない仕事です。
それだけに毎日が充実しています。
箱田先生からは「自信」が「過信」になり「慢心」になった時その人の成長が止まる。と言われています。慢心せずに・・。
 
 
 
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