購買コストダウンの交渉技術

研修のねらい・特⾊・概要

物・労務・サービスを外部から調達する費用(購買費)が、売上高に占める比率は,日本の製造業平均で60〜70%と言われています。従って、購買費の5%の削減は売上高利益率を3〜3.5%改善することを意味します。
このことが、購買・調達部門が販売部門と並んで、企業の利益創出部門と言われるゆえんです。購買費の削減はその多くの部分が、購買担当者と調達先セールスマンとの交渉結果にかかっております。しかし残念ながら、肝心の購買担当者の交渉テクニックが未熟な場合が多く、そのレベルアップが必要です。
このセミナーは、購買担当者の交渉力強化、利益を生み出す購買担当者を育てることを目的にしています。そのため、このセミナーでは、商談折衝のテクニック、説得の仕方、原価分析のポイント、コスト引下げ交渉のテクニックとコツなどを、多くのロール・プレイング実習を中心に実践的に教えます。
明日からは、ずっと安く買えます!!購買部門は、“人”“カネ”とならぶ企業の経営資源“モノ”を調達する部門であり、また企業の利益創出部門の一です。その“モノ”の調達は、調達先との日常的な“交渉”で得られます。
従って、利益創出部門としての購買部門が産み出す利益は、購買担当者の交渉技術の優劣にかかっています。このセミナーは、購買担当者の交渉技術を磨き、購買部門の利益極大化を目的とします。
・単に力関係で押し切ったり、理屈で攻める交渉ではなく、安定した継続的取引関係を樹立する方法を教えます。
・理論だけではなく、たくさんの交渉ゲーム、ケーススタディ、ロールプレイを通じて実践的に教えます。
・調達先(売り手)の交渉手口を見破り、これに対抗する方法を教えます。
・理論に裏付けられた交渉法をマスターし、翌日から大幅なコストダウンが可能になります。

プログラム

1⽇コース(9:00〜17:00)
1.購買コストダウン折衝の基本
2.交渉の4つのステップ
3.購買コストダウン折衝の具体的進め方(実習)
4.購買交渉のケーススタディ(実習)
5.交渉現場のコントロール
6.購買交渉ゲーム(実習)

期間 1⽇
定員 10〜40名